~OB/OGが見たコロナ禍の世界~第4回 タイ在住 H.Oさん

最終更新: 8月25日

全世界で猛威を振るう新型コロナウイルス。

Experimentersでは、そんなコロナ禍を海外で過ごすことになった、EIL高校生交換留学プログラム派遣生たちの体験談に加え、海外で生活をしているOB/OGからのレポートもお届けします。


高校生交換留学プログラムを経験し、それぞれの事情から海外で生活するOBOG達。

お子さんがいる方たちも多く、海外のコロナ禍における子育てという視点も興味深いのではないでしょうか。

ぜひ、派遣生とはまた異なる視点による各国のコロナ禍における暮らしの様子を読んでいただければと思います。


▼これまでの記事はコチラ!

~EIL派遣生が見たコロナ禍の世界~第1回 スウェーデン派遣生C.Tさん

~EIL派遣生が見たコロナ禍の世界~第2回 スペイン派遣生H.Oさん

~EIL派遣生が見たコロナ禍の世界~第3回 カナダ派遣生H.Sさん

~EIL派遣生が見たコロナ禍の世界~第4回 オーストラリア派遣生H.Tさん

~EIL派遣生が見たコロナ禍の世界~第5回 アイルランド派遣生M.Aさん

~EIL派遣生が見たコロナ禍の世界~第6回 アルゼンチン派遣生M.Mさん


~OB/OGが見たコロナ禍の世界~第1回 スウェーデン 山村 香織さん

~OB/OGが見たコロナ禍の世界~第2回 オーストラリア在住 サンダーソン倫美さん

~OB/OGが見たコロナ禍の世界~第3回 ドイツ在住 Y.Kさん


今回は、タイ在住のH.Oさん(2005年アメリカ派遣、愛知県出身)からの報告です。

■滞在地域と在住歴

日本で3年社会人経験を積み、タイ・バンコクにて就職。

在住歴は5年目を迎えました。


■滞在地域のコロナに対する変化

1月中旬にタイで初めてコロナウィルスの感染者が確認されました。

感染者の増加に伴い、2月中旬から感染例の多い国から入国する人々に対しての検疫が強化され、3月末からタイ国内で非常事態令が発令されスーパーマーケット・デリバリー対応可能なレストラン・病院・薬局を除く施設や店舗は、休業となりました。

4月から6月中旬まで、夜間外出禁止令もあり眠らない都市バンコクは静けさに包まれました。

そして、多くの企業は、在宅勤務・時差出勤・輪番制等を取り入れ「密」を避ける取り組みを行っていました。

(写真)施設に入る時は、QRコードをスキャンして入館記録を取る(アプリ有)。

入館前にサーモグラフィーで体温チェックもあります。

■コロナ禍で、その国の国民性を感じたこと

人種に関わらず、誰しもがウィルスに対して脅威を感じているかと思いますが、タイ人は早いうちからウィルスに対する警戒心を強く持ち、政府や専門家の見解に耳を傾け指示に従っていたと思います。タイ政府と国民の徹底的なコロナ対策により70日以上市中感染は0名というレコードを記録しています。そのおかげで、現在は安心して日々の生活を送っています。


コロナ感染者はいないものの、その状況下でもマスク着用率は100%に近い印象を持ちます。(すごいなーと思う)

国内でコロナ感染が再度発生した場合には、今まで以上に大きな問題として報道され、コロナに対する視線もより厳しくなると思うので、第二波に対する警戒心と恐怖心を少なからず持っています。


(写真)エスカレーターもソーシャルディスタンス意識










■滞在国と日本の政策を比較して感じること

市中感染者0名が2ヶ月も続いているということは、タイでのコロナ対策の成功を物語っていると思います。これは、政府・企業・国民一人一人の努力の賜物だと思います。

日本では、新しいことを取り入れようとすると時間がかかる印象ですが、タイの場合は、いいと思うことに対してはすぐに取り入れています。

不織布のマスクの入手が難しくなったら、至る所で布マスクの販売が始まりマスクがなくて困ることはありませんでした。日本では買い占めが横行していたかと思いますが、タイは、物に溢れているので買い占め問題が発生することはありませんでした。

(写真)レストランメニューもQRコードで確認



■生活の変化

コロナ前は、日々渋滞に悩まされていましたが外出自粛の影響で渋滞が緩和されました。交通量が減ったおかげで、空気も少し良くなった気がします。観光客がいない為、デパート・ショッピングモールは閑散としています。

私自身のことで言えば、コロナ前は、外食中心の生活で時間があればカフェへ行ったり、ショッピングをしたり、旅行に行ったりとタイでの生活を楽しんでいましたが、ロックダウンが始まってからは、自炊・ネットフリックスで映画やドラマの鑑賞・街中をウォーキングやランニングをするようになりました。慣れるとこんな生活も悪くないと思うようになりました。規制が緩和された今でもライフスタイルが変わり、健康的な生活を送るようになりました。


(写真)大渋滞の緩和の光景











(写真・文/2005年アメリカ派遣 H.O/タイ在住)

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そしてその体験がその後にどう活かされたかを伺いました。

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