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【高校生交換留学体験談】H.Y.さん(カナダ学区指定派遣)

10 分前
読了時間: 6分

2026年度カナダ派遣プログラムに参加し、留学生活をスタートさせたH.Y.さん。渡航から約2か月が経ち、日本との文化や生活習慣の違いに驚きながらも、現地でのさまざまな経験を通して少しずつ成長を感じています。

今回は、一人で生活する中で感じた主体的に行動することの大切さや、学校・部活動での交流、ホストマザーとの心温まるエピソードなどを紹介してくれました。 楽しいことだけでなく、戸惑いや悩みも乗り越えながら、一歩ずつ成長していくH.Y.さんの留学生活を、ぜひご覧ください!



新しい環境での気づき

 留学に来て私がまず感じたことは、とにかく日本と違うことが多いということです。日本では当たり前だと思っていたことが、こちらでは当たり前ではなかったり、反対に日本ではあまり経験できないようなことを日常的に経験できたりします。留学に来る前は、英語をたくさん話して、いろいろな人と交流しながら楽しく生活できると思っていました。しかし、実際に生活してみると、楽しいことばかりではなく、不安になったり、困ったりすることもありました。それでも、その一つ一つの経験が自分を成長させてくれていると感じています。


主体性が求められる環境


 私は最初の3週間、トロント研修に参加しました。そのときは日本の友達が一緒にいたため、心強く、安心して過ごすことができました。観光をしたり、友達と話したりして、旅行に来ているような感覚で楽しんでいました。しかし、その後、現地で一人で生活するようになると、環境が大きく変わりました。今までは友達と一緒にできていたことも、自分一人で考えて行動しなければならなくなり、何をするにも緊張してしまうことがありました。英語で話しかけられてもすぐに返事ができなかったり、どう行動すればよいのかわからず、焦ってしまったりすることもあります。ですが、私はそのような経験をマイナスに捉えないようにしています。日本にいたら家族や友達に頼ってしまうような場面でも、今は自分で考えて行動する必要があります。最初は戸惑うことが多くても、少しずつ自分でできることが増えていくと、自分の成長を感じることができます。失敗したり、うまくいかなかったりすることもありますが、それも留学だからこそ経験できることだと思います。これからも失敗を恐れず、さまざまなことに挑戦していきたいです。




周囲の支えに恵まれた学校生活

 現地の学校での生活は、とても充実しています。学校の生徒はみんな親切で、廊下ですれ違ったときに服や髪型を褒めてくれたり、お昼ご飯を一緒に食べてくれたりします。自分から積極的に話しかけることが難しいときもありますが、周りの人が優しく接してくれるおかげで、少しずつ学校生活にも慣れてきました。また、授業でわからないことがあったときには、周りの友達がすぐに助けてくれます。英語が十分に理解できなくても、私が理解できるように説明してくれることがとてもありがたいです。まだ翻訳アプリを使わなければ完全に理解できないことも多いため、これからは授業中に聞き取れる英語を増やし、自分の言葉で会話ができるように努力したいと思います。




部活動

 私は現在、クロスカントリーという部活動に参加しており、毎日走っています。大会に出場すると、名前も知らない人が応援してくれることがあり、とても嬉しく感じます。また、ゴールした後には、お互いに「よく頑張ったね」と褒め合ったり、ハイタッチをしたりします。そのような雰囲気がとても素敵だと思いました。自分のタイムに納得できなかったときでも、周りの人の応援や仲間の頑張る姿を見ると、次の大会ではもっと頑張ろうと思えます。結果だけではなく、努力したことや最後までやり切ったことを認め合える環境は、自分にとって大きな学びになっています。




食生活

 そして、留学生活で楽しみにしていることの一つが食事です。現地のご飯はとてもおいしく、毎日の楽しみになっています。最初は、毎日運動していれば体重は増えないだろうと思っていましたが、実際には食事がおいしく、体重が増えました。それも含めて、日本とは違う食文化を経験できていると感じます。食事の量や内容など、日本との違いに気づくことも多くあります。これからも運動を続けながら、健康に気をつけて生活していきたいです。




辛くなってしまったら

 留学生活の中で、特に印象に残っているのは、気持ちが苦しくなったときのことです。日本にいる家族や友達が近くにいないため、辛いことがあっても、気持ちをすべて吐き出すことができず、一度とても苦しい思いをしました。そんなとき、ホストマザーは私が泣き止むまで背中をさすってくれ、約1時間も話を聞いてくれました。言葉が完璧に伝わらなくても、私の気持ちを理解しようとしてくれる姿がとても嬉しく、落ち着くことができました。この経験を通して、周りの人に支えられて生活できていることを改めて実感しました。そして、助けてもらったことへの感謝を忘れてはいけないと思いました。また、辛いことがあったときに、自分の中だけに気持ちを溜め込むのではなく、周りの人に伝えることも大切だと学びました。英語が完璧でなくても、自分の気持ちを伝えようとすることには意味があります。相手にすべてを理解してもらえなくても、話してみることで気持ちが楽になることもあります。これからは一人で抱え込まず、困ったときには周りの人を頼りながら、自分からも積極的にコミュニケーションを取っていきたいです。



これからの抱負

 留学生活が始まってから約2か月が経ちましたが、本当にあっという間だったと感じています。まだ慣れないことや、英語がうまく伝わらず悔しい思いをすることもあります。しかし、日本では経験できなかったことをたくさん経験し、自分の考え方も少しずつ変わってきました。これからの留学生活では、毎日を当たり前だと思わず、一日一日を大切に過ごしていきたいです。そして、現地の人との交流や学校生活を通して、英語力だけでなく、自分で考えて行動する力や、さまざまな価値観を受け入れる力も身につけたいと思います。帰国するときに、留学に来て本当によかったと思えるような経験をたくさん積み重ねていきたいです。そして何より、英語を使うことへの不安を少しずつなくし、自分の考えや気持ちを自然に伝えられるようになりたいです。残りの留学生活も、感謝の気持ちを忘れず、何事にも前向きに挑戦し、英語をペラペラに話せるように努力していきたいと思います。




(写真、文:2026年カナダ派遣生 H.Y.さん)

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