【高校生交換留学体験談】M.S.さん(イタリア派遣)
- 20 時間前
- 読了時間: 5分
沖縄県「国際性に富む人材育成留学事業」を通してイタリアに留学中のM.Sさん。イタリアでの様子をシェアしたいと今回留学体験談を送ってくれました。ぜひお楽しみください!
初めまして、イタリア派遣生のM.S.です。この体験記では2025年9月から2026年4月までの内容をシェアしたいと思います。
ホストファミリー
イタリアの首都であるローマの近くにあるアプリーリアという街に住んでいます。家族構成はホストファザー、マザー、14歳のホストシスターと1匹の犬です。ホストシスターは一人っ子なので私を実際の姉のように思ってくれているみたいです。寝室はホストシスターと一緒なのでほぼ毎日行動を共にしています。また、彼女は英語を話すのでいつも助けてもらっています。
学校
学校はホストシスターと同じなので朝は車で送ってもらったり、徒歩で向かったりもします。クラスメイトは14人と、障害などがあって、特別に支援が必要な子が2人います。障害を持っている子も一緒に同じ教室で過ごすというのが新鮮です。対応など難しいところもありますが、とてもフレンドリーなクラスメイト全員で話しかけに行ったりと楽しく過ごしています。また、日本と違うところというと圧倒的に学校のイベントが少ないことです。特に1番驚いたことは、イタリアの学校はどちらかというと勉強の場所という印象が強いのか、お昼も学校では取らず家に帰って家族と食べます。友達も大事ですが、イタリア人にとって家族というものはとても大切なものだという文化をいろいろなことから感じます。
クリスマス
イタリア人の家族愛を感じた一つのイベントがクリスマスです。私たち家族がクリスマスにはプーリアに行き、ホストマザーの実家で四日間ほど過ごしました。暖かく迎えていただき、親戚全員で無限に出てくるのではないかと思うほどの豪華な夕食を腹がはち切れそうになるまで食べた後に、カードゲームを夜遅くまで楽しみました。クリスマス当日はありがたいことに多くの人からプレゼントをもらいました。私もホストファミリーに書いた手紙を渡し、とても喜んでくれました。
クリスマス当日が過ぎても、3日間は夕食に多くの人が集まり、夜遅くまでカードゲームをするという楽しい日々を過ごしました。最後の日には手巻き寿司パーティをしました。酢飯、サーモン、チーズ、海苔、だし巻き、アボカド、にんじん、ツナなど多くの食材を準備し、親戚の方とも一緒に太巻きを作りました。食べるときには全員で日本語で「いただきます」と言って食べました。途中から私が食べているわさびに興味を持った人たちが、わさびチャレンジを始めて、ダウンしている人たちを尻目にみんなで笑い合いました。
お別れ
実は12月から私たちの家に9歳のウクライナの子がホームステイに来ていました。その子はウクライナ出身ですが、父がロシア出身なので、家ではロシア語を話す家庭でした。ウクライナ語を少し教えてもらったのですが、聞き馴染みがなさ過ぎてとても難しかったです。特にИ、ІとЇの文字が同じにしか聞こえなくて(是非調べてみてください)夕食までずっと特訓させられました。その子が帰国する1ヶ月前には私たちと同じ部屋で寝るようになったことで、夜から遊びまくってずっと騒がしくとても楽しかったです。
そして、ついに2月にウクライナに帰ってしまいました。当日はホストシスターと一緒に早起きをしてケーキやデザートを作りました。そして彼女がバスに乗るとき泣かないだろうと腹を括っていたのですが、お別れの瞬間には堪えきれずに泣いてしまいました。初めて違う国の人と数ヶ月過ごし、お別れを経験してとても貴重な人生の経験になりました。2人は泣いている私を見ながら笑っていました。泣いていたのが私だけでちょっと悔しかったです。
言語
多くの留学生の大きな壁となる物が言語だと思います。私はイタリア語をほぼわからない状態で留学が始まってしまいました。元々人見知りな部分もあるので、自分から発言することに大きな不安がありました。しかし、ホストファミリーや学校の先生たちが根気強く私の拙いイタリア語を聞いて、理解しようとしてくれました。そのおかげで、今は日常会話などであったらほぼ聞き取りはでき、簡単な文なら話すことができるようになっています。
一方で、今の課題はもっとイタリア語で喋れるようになることです。というのも、つい英語に頼ってしまうことも多くありました。ホストシスターが英語を話せることもあり、困ったときには英語で伝えてしまうことが多かったです。しかし、2026年になって留学生活も折り返しに近づくにつれて、言語学習への焦りを強く感じるようになりました。そこで少しずつですが工夫を凝らしながら、毎日少しでも多くのイタリア語を使うようことを意識しています。
帰国が近づいて
帰国までもう2ヶ月ないところまで来てしまいました。時間が過ぎるのがとても早く、まだまだやりたいことが尽きません。最初は10ヶ月は長すぎると感じていましたが、今になっては、あと数年は滞在したいと思いようになっています。帰国するときには後悔なく、全力で泣けるように、残りの時間を1日1日大切に毎日を過ごしていきたいです!
(写真、文:2025年イタリア派遣生 M.S.)
EIL高校生交換留学プログラムでは、派遣生を募集しています。
プログラムの詳細・資料請求・説明会申込はこちらから!



















