【高校生交換留学体験談】S.Y.さん(フランス派遣)第2回
- 3月31日
- 読了時間: 5分
2025年夏よりEIL高校生交換留学フランス派遣プログラムに参加しているS.Y.さん。ご自身の留学体験をシェアしたいと定期的にレポートを書いてくれています。
第2回の今回は、クリスマスや日本食パーティーなどのイベントや、留学後半ならではの心境について綴ってくれています。
留学開始から7ヶ月が経ち、帰るまでのカウントダウンがすでに始まってしまっていることに驚いています。でも、時の流れが早く感じるのは、毎日が充実しているからに違いありません。
クリスマス
12月になると、クリスマスマーケットが各地で開催され、街が一気にクリスマスモードに変わります。明るく灯された街にはノスタルジックな雰囲気が漂い、まるで暖かく迎え入れてくれているように感じます。フランスではクリスマスを家族と過ごす習慣が強く、家族や親族が集まってテーブルを囲み、一緒に食事を楽しむのが定番です。料理はとても豪華で、ホタテやチキン、ラム肉、チーズ、マカロン、そしてフォアグラなどを食べました。世界三大珍味のフォアグラ、食べてみましたが、残念ながら自分の口にはあまり合いませんでした。
家族によって違いはありますが、プレゼントを開けるのは24日の真夜中、もしくは日本と同じように25日の朝です。ドイツから来ている留学生が「ドイツでは24日にプレゼントを開けるのが基本だよ」と教えてくれて、プレゼントを開ける日が世界共通ではないことにとても驚きました。
ホストファミリーには、地元沖縄発祥の「かりゆしウェア」や日本のお菓子などをプレゼントしました。普段は一人っ子なので両親からのプレゼントだけですが、今年はお姉ちゃんが3人それぞれプレゼントをくれて、とても甘やかされました。
留学生とのお別れ
1月ごろになると、私の学校にいた多くの留学生が帰国のタイミングを迎えました。6ヶ月間(1セメスター)の留学プログラムで来ている学生がとても多く、約12人いた留学生は2人にまで減ってしまいました。
留学生同士は、同じ環境にいる仲間として共感しやすく、悩みを相談するなどお互いに支え合う中で、仲が深まるのがとても早く感じました。放課後に一緒にカフェへ行ったり、週末にショッピングへ行ったりと、さまざまな辛い経験や楽しい経験を共にしてきました。
そんなみんなと、次いつ会えるか分からないままお別れするのはとても辛かったです。特に仲良くなったカナダからの留学生の子とは、お互い涙が止まりませんでした。ただ、お別れの時に言われた言葉がとても印象に残っています。“Don’t be sad. Be happy that it happened.”(悲しまないで。この機会を得られたことに感謝しよう。)
この言葉を聞いて、残りの留学生活でもこの気持ちを大切にして過ごしていこうと改めて思いました。
サッカー

スポーツでは、学校のフットサルチームに参加し、練習や大会に出場しました。6人で構成された小さなチームでしたが、地方大会まで進むことができ、全国大会をかけた最後の試合では惜しくも負けてしまいました。自分の好きなスポーツを通して、人とのつながりを広げることができてとても嬉しかったです。
学校外では、放課後にクラブチームでサッカーの練習もしています。練習時間は夜の8時から9時30分までです。フランスでは日本と比べて練習が始まる時間が遅く、サッカーは屋外なので外はすでに真っ暗です。真冬には寒さで地面が凍っている日もありましたが、みんなのハートの熱さはそれを溶かすほどで、こんなチームと一緒に戦えて幸せだと感じました。
日本食パーティー

バカンス中に時間があったことと、料理をするのが好きなこともあり、学校の友達6人を家に招いて日本食パーティーを開きました。お寿司、餃子、オムライス、抹茶ティラミスなどを振る舞いました。お寿司は「この辺のお店で食べるよりも圧倒的に美味しい」と言ってくれて、とても嬉しかったです。また、餃子はフランスにはあまりない料理なので気に入ってもらえるか少し不安でしたが、気づいたら全部なくなっていました。
「ぜひ家でも作ってみたいからレシピを教えてほしい」と言ってくれたので、日本語からフランス語に翻訳したレシピを作って渡しました。大人数に自分の母国の料理である日本食を振る舞うことが夢だったので、それを実現できて本当に嬉しかったです。
学校
フランスの学校は朝8時から夕方5時まで(50分×8コマ)と1日が長いですが、2ヶ月ごとに2週間の休みがあります。10月に2週間、12月に2週間、そして2月にも2週間です。大人たちは仕事がありますが、この期間は子どもたちは学校がありません。友達と遊んだり、新しいことに挑戦したり、もちろん健康のためにたくさん寝て休むことも大切です。
私は普段なかなか時間が取れない、ゆっくり読書をすることや散歩をして街を探検すること、バスを使って少し遠くへ出かけることなどを楽しんでいます。また、お姉ちゃんたちとボードゲームをしたり、お菓子作りをしたりと、毎回とても充実したバカンスを過ごしています。
残りわずかとなってしまいましたが、これまでの留学生活において後悔は全くないので最後まで全力で楽しみながら、様々な貴重な体験を通して自分を成長させて行きたいです。
(写真、文:2025年度フランス派遣生 S.Y.)
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