EIL高校生交換留学プログラムを通して、熊本県内からアメリカ・モンタナ州に留学する生徒を対象とした奨学金、「くまもと未来創造基金 アップルシード奨学金」。
2023年の奨学生は石田茜莉さんです。8月中旬からモンタナで留学生活をスタートしています。茜莉さんには、留学期間中に定期的にレポートを書いてもらうことになっています。ぜひお楽しみください!
こんにちは。今月のレポートも楽しんでいただけると幸いです。
受け入れ団体主催の旅行
2月14日から20日までの一週間モンタナ州とワシントン州に留学している他の留学生たちと一緒にカリフォルニアへ旅行に行きました。私は初めてカリフォルニアを訪れましたが、モンタナとは気候も町並みも全く異なり、とても暖かく車や人もとても多かったです。もちろん私を含め、みんな様々な国から来ているため集団生活を通じて文化の違いを感じることも多少ありましたが、新たに学ぶことがたくさんありました。みんな自分の国のことについて話したり、同じ留学生としての悩みや経験を共有することができました。私がここに来たばかりの頃は、ヨーロッパの同じ国出身の子たちでグループが出来ていてなかなか輪に入りづらかったのですが、この旅行を通してさらに仲良くなることができ、世界中に友達ができたことがなにより嬉しかったです。モンタナに帰るといつもより寒く感じましたが、自然が豊かで静かなこの町が大好きだなと改めて感じることが出来ました。
行事
2月14日はバレンタインデーでした。日本のバレンタインは女性から男性に贈り物をするという風潮がありますが、アメリカでは男性から女性にチョコレートや花束を贈るのが一般的だそうです。また、ホワイトデーは日本だけの文化だということも初めて知りました。同じ行事でもこのような違いがあるのはおもしろいなと思います。私もホストファミリーに感謝の気持ちを込めてチョコレートをプレゼントしました。
また、3月1日はシニアスキップデーという日でした。この日はシニア(高校3年生)が学校を1日休むことができる日でした。アメリカでのシニアは1年生から12年生までの最後の年ということでシニアならではのイベントも多く、とても特別な年なんだなと感じます。私は同じシニアの子と一緒に遊びました。シニア主催のパーティーも行われていたそうですが、みんなお酒を楽しんでいると教えてもらい驚きました。
ロッキー博物館
先週末にロッキー博物館へ行きました。この博物館はボーズマンというところにあって、私の住んでいる場所からは片道二時間ほどのところです。モンタナ州では恐竜の化石がたくさん発掘されていて、それは土地の侵食の影響によるものだそうです。日本の高校でも地学の授業で恐竜の時代や土地のことについてたくさん勉強していたので、この博物館は私にとって興味深いものでした。私はジュラシックパークの映画の中にモンタナの名前が登場していることを最近知ってとても感激しました!私はこのようなたくさんの魅力があるモンタナで生活できていることを本当に幸せに感じます。
(写真、文:2023年度アメリカ派遣生 石田 茜莉さん)
EIL高校生交換留学プログラムでは、派遣生を募集しています。
資料請求はこちらから!
Comments