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2023アップルシード奨学生 茜莉さんレポート第3回

 EIL高校生交換留学プログラムを通して、熊本県内からアメリカ・モンタナ州に留学する生徒を対象とした奨学金、「くまもと未来創造基金 アップルシード奨学金」。


 2023年の奨学生は石田茜莉さんです。8月中旬からモンタナで留学生活をスタートしています。茜莉さんには、留学期間中に定期的にレポートを書いてもらうことになっています。ぜひお楽しみください!

 

こんにちは。留学生活を始めて早くも3ヶ月が経ちました。今回のレポートも楽しんでいただけると幸いです。


ハロウィン

 今月のビッグイベントといえばやはりハロウィンでした!私は本場のハロウィンがどんなものなのかとてもワクワクしていました。ハロウィンを迎える前の週末にホストファミリーと一緒にかぼちゃを彫りました。私はかぼちゃを彫るのが初めてだったので少し緊張しましたが、満足のいく仕上がりでした。出来上がったかぼちゃはそれぞれの個性が出ていて面白かったです。そして、ハロウィン当日はホストシスターと一緒に近所の家を”Treak or treat!”と言って回りました。仮装をした子どもたちがたくさんいて、近所の家もハロウィン仕様になっていて楽しかったです。家に帰り着く頃には一年分くらいのお菓子の量になりました。また新しい経験がひとつ増えました!



学校

 私の学校は4学期制で先月第1クォーターが終わりました。私の学校にはGold dayとPurple dayという日課があって1日ずつ交代する仕組みになっています。私はGold dayには地学、アメリカ史、家庭科、ジャズバンドのクラス、Purple dayには生物、英語、数学、政治学のクラスをとっています。アメリカ史と政治学のクラスは少し大変ですが、アメリカの学校で現地の生徒たちと一緒に勉強することでより深くこの国のことについて学べると思うので一生懸命頑張っています。ジャズバンドや家庭科のクラスでは9年生から12年生までみんなで一緒に活動をするのでいろんな学年の友達ができて楽しいです。固定のクラスがなくて授業ごとにメンバーが変わるのもアメリカの学校の魅力のひとつだなと思います。


 先日は他校でバレーの試合があったので応援に行きました。朝早くに集合して夜遅くまで行われました。今シーズンの最後の試合でとても接戦で白熱した試合でした。2日間行われ私達の学校は惜しくも負けてしまいましたが、みんなで一致団結してとてもいい思い出になりました。これで今シーズンのチアも終わり、最終日にはチームのメンバーと家族で会食と表彰式が行われたのでホストファミリーと参加しました。私はコーチから”fastest learner”という賞状とメダルをもらいとても嬉しかったです。このシーズンでやめてしまう友達もいたので少し寂しい気持ちになりましたが、また学校でも会えるので一緒のチームで仲良くなれたことに感謝したいです。




初雪

 10月25日に今年初めての雪が降りました。初雪にもかかわらず、雪は積もってあたり一面美しい銀世界になりました。私にとって雪は珍しいものなのでとても嬉しかったです。ホストファミリーと一緒に雪だるまを作ったり雪合戦をして楽しみました。しかし、1週間後にはまた暖かくなって雪は全部溶けてしまいました。私達が作った雪だるまもいなくなってしまってホストシスターが悲しんでいましたが、ホストファザーが「雪はまたすぐに嫌というほど戻ってくるよ」となぐさめていました笑

 先日、朝起きるとホストファザーがサマータイムが戻ったことを教えてくれてみんなで家中の時計を1時間巻き戻しました。私は朝の8時に起きたのに7時になって得をしたような不思議な気持ちになりました。



 アメリカに来てあっという間に3ヶ月が過ぎ、最近は生活にもすっかり慣れました。毎日自分に何ができるのかを考えながら残りの7ヶ月間も大切に過ごしていきたいです。


(写真、文:2023年度アメリカ派遣生 石田 茜莉さん)

 

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​EILの正式名称は「Experiment in Intertnational Living」このサイトは、EILのプログラムを通じて国際交流体験をした人たちを「Experimenters」と称し、その体験やその後にどう活かされたかを紹介するEILのウェブマガジンです。

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