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【高校生交換留学体験談】赤澤優羽さん(ノルウェー派遣)第2回

 2022年8月よりEIL高校生交換留学ノルウェー派遣プログラムに参加している赤澤優羽さん。ノルウェー留学の魅力をお伝えしたいと、定期的にレポートを書いてくれています。

 

今回は、ノルウェーでの政治活動やイースターの過ごし方、ルスと呼ばれるノルウェー独自の文化について書いてくれました。ぜひお楽しみください!

 

 こんにちは。現在新高校3年生でノルウェーに留学している赤澤優羽です。第1回から間が空いてしまったのですが、現在までの日々やノルウェーのYouth党について紹介したいと思います。


ノルウェーYouth党での活動、首相の学校訪問

 ノルウェーには、全ての政党にYouth党と呼ばれる30代以下の若者で構成された政治組織が置かれています。私は、ノルウェー労働党のYouth党でありノルウェー最大規模のAUFという団体に留学が始まった8月から所属しています。ノルウェーは、世界民主主義ランキング1位の国で政治をとても身近に感じます。特に、若者の政治は法で守られており真剣に政治家が向き合ってくれ、AUFでは様々な勉強会やイベント、キャンプなどが開催されノルウェー全土からの人と出会う事が出来ます。実は、ノルウェーでYouth党に入って活動しているのは日本人初なのではないかというお話も頂き本当に貴重な体験をすることができています!

 また、4月にはノルウェーの現首相ヨナス・ガハラ・スト―レさん(労働党)が私の通っている学校に訪問され、彼の話を聞くだけではなく1対1でお話をし写真を撮ることができました。これも、渡航前には全く想像もしていませんでした。私自身、元々社会問題に興味があってノルウェーを志望しましたがまさか自分が政治活動をし、その分野に興味を持つとは持つとは考えてもいませんでした。これをきっかけに、国内での政治活動も始め、私にとって政治への興味を経たことはノルウェー留学で得た最も大きなものの1つともいえます。ここで得た政治への考え方はもちろん、同じような進路を志す多くの素敵な仲間に出会えたことも私にとっては一生の財産です。



ノルウェーでのイースター

 ノルウェーでは、キャビンという小屋を山に持つ文化があります。特に、イースターの時期に家族一同でキャビンに集まりクロスカントリースキーをしたり焚火をしたりします。私のイースタ―休暇は、イタリア人留学生の友達とのスウェーデン旅行に始まり、ノルウェーの友達が計画してくれたキャビン旅行、後半をホストファミリーとキャビンで過ごすという非常に忙しく充実した1週間でした。友達とキャビンへの旅行では、日本食パーティーをしうどんを麺から作ったり天ぷらを雪が降り積もるマイナス10度の極寒の中揚げて食べたり、クロスカントリースキーを教えてもらい夜の森の中を滑ったりと本当に楽しい旅でした。また後半は、ノルウェーの祖父母やいとこと共に過ごし最高の思い出を作ることができました。



ルス文化

 ノルウェーには、高校3年生が卒業前に1ヶ月かけて行う非常に変わったルスという卒業を祝うイベントがあります。(アメリカでいうプロムですが、内容は全く異なります)全員が赤や青のつなぎを1か月間着続け100個のミッツションに挑みます。このミッションもなかなか驚くもので日常生活からアルコール、性行為までと目を疑うようなものになっています。例えば、授業中アイスクリームを1箱食べる、理科の授業に乗り込み地球が平らな理由を10分説明する、先生の家の庭にテントをはって寝る、知らない人の車に乗り込み反対側のドアからでる、学校の水筒の代わりにアルコールの瓶をつかう等々です。また、この期間は友達でグループを組みそのグループの名前のオリジナルグッズを身に着けたり、なかにはバスを購入するグループもいます。(そのバスはクラブのように改造し1か月間夜通しで町の中を走ります)信じられないほどやりたい放題な期間で、これは北欧国のなかでもノルウェーだけの文化になっています。これは100年以上続くノルウェーの文化で歴史があるからこそ安全に行われるよう社会全体が協力して行われています。これは、5月17日というノルウェーの独立記念日に終わりを迎えその後、卒業試験があるので学生最後の思い出といった形です。実は、ルスの生徒はルスカードといわれるオリジナルの名刺のようなものを500枚ほど作り友達と交換したり、カードを集めている子供たちに配ったりしているのですが、友達から私が3年時にノルウェーにいないため、ルスカードがもらえない事を寂しがられたので特別に留学生カードというものをパソコンで手作りし、友達に配っています!




ホストファミリーについて

 第1回の体験記でも触れましたが、私のファミリーはマザーと彼女の猫です。マザーは独身なので、私が彼女にとって初めての子供のような存在です。マザーは、どんな時でも強くたくましい方で彼女と生活を共にするなかで様々なことを教わりました。彼女との出会いは出会うべくしてであったのだなと強く感じています。マザーは、旅行好きな方で、現在までにクロアチア、スウェーデン、ポーランド、フランスに行きました。どれも私にとっては、大切な思い出で様々な世界を見せてくれたことにとても感謝しています。また、先月受け入れ団体の開催するホストファミリーのフォトコンテストで優勝し今年のベストファミリーに選ばれました!



最後に

 気付けば、留学が始まって9か月が過ぎ時の流れの速さに本当に驚いています。ノルウェーの受入団体では、今年度のノルウェーへの留学生の中に日本人どころかアジア人1人だけという環境からスタートしほぼ日本人の方と交流せずにここまでどっぷりノルウェーに浸かれています。これは、日本人が少なく留学生も少ないノルウェーならではのメリットではないかなと考えていると同時に、自分にとってはすごく最高の環境でもあります。特にホームシックや大きな問題を抱えることなくここまでの日々が過ごせていることに周りへの感謝で一杯です。ここまでの期間を振り返っても、1年間の留学を高校生のうちに経験するという決断をして本当に良かったと思います!残りの2ヶ月間も、やりたい事で溢れているのでどんどん新しいことに挑戦し最後まで思い切り楽しみたいと思います!そして、5月はノルウェー独立記念日の17日を中心に非常にイベントや祝日が多い月になっているのでとても楽しみです! 




(写真、文:2022年度ノルウェー派遣生 赤澤優羽さん)

 

EIL高校生交換留学プログラムでは、派遣生を募集しています。

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​EILの正式名称は「Experiment in Intertnational Living」このサイトは、EILのプログラムを通じて国際交流体験をした人たちを「Experimenters」と称し、その体験やその後にどう活かされたかを紹介するEILのウェブマガジンです。

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