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2025アップルシード奨学生 A.T.さんレポート第5回

  • 3月13日
  • 読了時間: 5分

 EIL高校生交換留学プログラムを通して、熊本県内からアメリカ・モンタナ州に留学する生徒を対象とした奨学金、「くまもと未来創造基金 アップルシード奨学金」


 2025年の奨学生であるA.T.さん。8月中旬からモンタナで留学生活をスタートしています!A.T.さんには、留学期間中に定期的にレポートを書いていただくことになっています。ぜひお楽しみください!

学校のことについて

 最近楽しかった授業の一つは化学です。その授業で行った実験では、飲料水を使い、ストローを通してその水をストローを吸う人が飲める長さということを条件に、できるだけ長くストローを繋げて、その長さを各クラスごとに競いました。クラス全員で協力してストローを繋げ、水を飲む人のもとに水が届くよう試行錯誤しました。1位を目指してみんなで取り組む中に強い団結感を感じ、とても楽しかったです。また、ストローを吸う人の一生懸命な体勢がおかしくて、思わず笑ってしまいました。



 このことだけでなく、最近は学校全体が楽しいと感じることが多くなりました。どのクラスでも誰かの行動を見て笑うだけでなく、先生と生徒の会話からでも授業が楽しいと思う場面が増えました。また、そのような会話を理解できるほどリスニング力が向上したことを実感でき、とても嬉しく思っています。


 今月はFFAの大会に参加しました。私はMeat Evaluationという部門に出場しました。この部門では、普段1限目に受けているクラスの内容が主に問われるものでした。大会の約1週間前に急遽参加が決まり、初めての経験ということもあり、楽しみな気持ちと緊張が入り混じっていました。当日は学校のバスで会場へ向かい、2日間の大会だったため、会場近くのホテルに宿泊しました。とても充実した時間でした。この大会をきっかけに、関連する練習にも参加するようになりました。もしMeat Scienceの授業を選択していなければ、声をかけてもらうことも、大会に参加することもなかったと思うと、迷っていた教科変更の際に思い切って自分の興味を優先して本当に良かったと感じています。一つの選択が未来の可能性を広げることを実感し、これからも興味のある方向へ、後悔しない選択を大切にしていきたいと思いました。



 今月はバレンタインデーがあったので、mentoringの時間にmenteeと一緒にブラウニーを作りました。少しずつ相手から話しかけてくれることが増えてきて、嬉しく思っています。まだ難しい面もありますが、残りの活動回数も少なくなってきているので、お互いが楽しめるよう、これからも工夫して頑張ります。



ホームステイについて

 今月は、すき焼きと、日本から持参したパスタソースを使ったたらこパスタを作りました。すき焼きは、牛肉の代わりに豚肉を使用しました。結果は両方とも大好評でした。実は、たらこパスタについては少し心配していました。なぜなら、海鮮系があまり得意でないファミリーがいたからです。しかし、その味をみんなが気に入ってくれて、むしろ足りなくなるほどでした。すき焼きはタレが好評で、最初に想定していた量では足りなくなり、追加で具材を用意しました。最後はラーメンの麺を入れて作った〆まで楽しんでくれていたので嬉しかったです。


 毎回何を作るか迷いますが、美味しいと言ってもらえた時に、作って良かったと感じると同時にやっぱり嬉しくなります。なるべく典型的な日本食だけでなく、家庭料理も作るよう心がけています。美味しい食べ物はその国をより魅力的に感じてもらえる要素の一つだと思うので、これからも日本食の魅力をより多くの人に伝えられるよう努めていきたいと思います。


 

 ホストファミリーもアメリカの家庭料理をさまざま作ってくれます。その料理がどの地方のものか、またその料理にまつわるエピソードや歴史なども教えてくれます。どれも美味しく、レシピを聞いた時も快く教えてくれるので、日本に帰ってから家族や友達に作ってあげたいと思っています。


 今月はとても寒い週がありました。驚いたことは、−20℃の日でも学校が通常通りにあったことです。暖かい地方の出身である私にとっては見たことのない気温で、さらにそんな日でも半袖を着ている人がいて驚きました。また、雪がかなり積もっても誰も気にする様子がなく、学校でも朝の放送で「雪の影響で遅刻する生徒がいるかもしれないので出席は後で取るように」という指示があっただけで、通常通り授業が行われました。雪国に暮らす人々のたくましさを感じました。私も寒さに負けず頑張ります。


 先週、ついに念願のスキーにホストファミリーと行ってきました。人生初のスキーにとてもわくわくしながら当日を迎えました。スキー場は家から車で約2時間のところにあり、朝6時30分頃に出発しました。スキーの装備を全て身につけて歩こうとした際、上手くバランスが取れずその場で転んでしまいました。



 午前中はホストファザーやシスターに滑り方を教えてもらいながら、短い緩やかな坂で練習しました。午後からは上の方へ移動し、長距離のコースに挑戦しました。リフトから降りる際も難しく、降り方が分からずそのまま転んだり、午前中に練習した坂より急な斜面も多く苦労しました。しかし、何度も転ぶうちに徐々に慣れてきて、最後の方は楽しみながら滑ることができました。アメリカに来る前からずっと楽しみにしていたことの1つだったので、実現できてとても嬉しかったです。



今回は以上です。また次号もお楽しみに!


(写真、文:2025年アメリカ派遣生 A.T.

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