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2025アップルシード奨学生 A.T.さんレポート第1回

  • 執筆者の写真: EIL Japan
    EIL Japan
  • 2025年11月26日
  • 読了時間: 5分

 EIL高校生交換留学プログラムを通して、熊本県内からアメリカ・モンタナ州に留学する生徒を対象とした奨学金、「くまもと未来創造基金 アップルシード奨学金」


 2025年の奨学生であるA.T.さん。8月中旬からモンタナで留学生活をスタートしています!A.T.さんには、留学期間中に定期的にレポートを書いていただくことになっています。ぜひお楽しみください!

学校について

 私の学校は、車で10分弱のところにあり、毎日ホストファザーが車で送迎してくれています。フットボールが名物のスポーツで、夜7時から高校のフィールドで試合をしたり、お昼から授業を抜けて遠征に行ったりすることもあります。日本との違いで特に驚いたことの1つは、各部活の大会などが平日に行われることです。日本では、休日や祝日など学校がない日に試合が行われることが多いですが、アメリカでは平日でも試合があり、遠くで試合がある場合は前日の昼から授業を抜けることもよくあります。特に金曜日は、多くの部活動生が大会のために学校にいないことが多いです。実際に、ある授業で私以外の生徒が全員いなかったこともあり、そのとき先生に聞いたら「よくあることだよ」と言われ、とても驚きました。私は、部活はあくまで学校生活を豊かにする“1つの要素”くらいに考えていたので、このような考え方の違いがとても面白いと思いました。

 私の高校では、「英語」と「アメリカ史・世界史・アメリカ政治」の中から1つの、合計2教科だけが必修で、残りの5教科は自由に選択できます。今私が取っている教科の中には、最初に選んだものと違うものもあります。面白いと思ったのは、5日間授業を受けた後なら時間割の変更ができるというシステムです。日本では、一度選んだ教科を変更することはできないので、とても驚きました。実際に授業を受けてみてから、自分に合った教科を選べるのはとても良いシステムだなと思いました。また、教科の選択肢がとても多く、選ぶのは大変でしたが、それ以上に楽しかったです。なぜなら、どの教科も興味深く、日本だと、高校では学べないような内容もあったからです。私は一度教科を変更しました。最初は授業についていけるか不安で、あまり興味はなくても言語の壁を感じにくそうな教科を選んでいたからです。でもやっぱり自分の興味がある教科を取りたいと思い、思い切って変えました。難しいこともありますが、興味がある分とても楽しく、変えてよかったと感じています。また、困っているときは先生や友達が助けてくれたり、気にかけてくれたりするのでとてもありがたいです。

 今、私が一番楽しい授業は「Land Management」というクラスです。最近の授業では、木の高さや直径を測ったり、モンタナ特有の木の種類を覚えたり、木を売ったときの収益を計算したりなど、主に木について学んでいます。学校の周りの木だけでなく、近くの公園に行って木を測定することもあります。座学だけでなく野外活動も多いので、とても楽しいです。

 また、私の学校には私のほかに交換留学生が3人いて、フランスから2人、ドイツから1人来ています。困ったときは助け合ったり、お互いの国について話したりしています。話す中で新しい発見があったりなど、アメリカの文化だけじゃなくて、他の国のことについても知れるので、とても面白いです。



ホストファミリーについて

 私のホストファミリーは、ファザー、マザー、2歳上のシスター、同い年のシスター、中学1年生のブラザー、小学3年生のシスターの6人家族です。2歳上のシスターは今一人暮らしをしているので、私は5人と一緒に暮らしています。マザーもファザーも、私が理解できなかったときには意味を説明してくれたり、簡単な言葉に言い換えてくれたりして、私の英語力を理解しながらサポートしてくれます。私が話している途中で言葉に詰まっても、急かさずに待ってくれるので、私も間違いを恐れず落ち着いて話すことができています。でも、まだうまく伝えられないことが半分以上ありますが、怖がらずにどんどん練習して、上達できるように工夫していきたいです。また、私の興味のあることや、困っていることを相談すると、応援してくれたり、良くなるように一緒に考えてくれるので、とても話しやすいです。

 家族みんな日本に興味を持ってくれていて、「日本ではこれどうなの?」「日本ではどんなことをするの?」とよく質問してくれます。さらに、家族全員が日本語を勉強し始めていて、最近は読み方を聞かれたり、正しい発音か確認されたりします。そのとき、私はいつもしてもらっているように、意味も一緒に伝えるようにしています。ホストペアレンツのサポートを通して、「意味が分かると単語が覚えやすい」ということを実感しました。同い年のシスターは韓国語が話せるので、「ここは日本語と似ているね」と言いながら言語の話で盛り上がることもあります。自分の文化に興味を持ってもらえることが、こんなに嬉しいとは思っていませんでした。私もきちんと説明できるように頑張りたいです。

 ホストファミリーは夕食に、さまざまな国の料理をよく作ります。アジア料理、メキシコ料理、アフリカ料理など、アメリカ以外の料理が食卓に並ぶことも多いです。初めて聞く料理も多く、毎日の楽しみの一つになっています。どこの国の料理か、どんな食材を使っているのかを、レシピ本を見せながら教えてくれるので、とても楽しく興味深いです。私も日本の料理を作って紹介し、さらに文化交流を深めていきたいと思っています。



(写真、文:2025年アメリカ派遣生 A.T.










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