2025アップルシード奨学生 A.T.さんレポート第3回
- EIL Japan

- 4 日前
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EIL高校生交換留学プログラムを通して、熊本県内からアメリカ・モンタナ州に留学する生徒を対象とした奨学金、「くまもと未来創造基金 アップルシード奨学金」
2025年の奨学生であるA.T.さん。8月中旬からモンタナで留学生活をスタートしています!A.T.さんには、留学期間中に定期的にレポートを書いていただくことになっています。ぜひお楽しみください!
学校のことについて
12月は1学期終了の月だったためsemester testがありました。この semester test は、すべての教科で必ず実施されるわけではなく、行うかどうかは各教科の先生の判断によって決まります。そのため、生徒によって受けるテストの数が異なります。私は1限目と5限目の教科にはテストがなかったため、合計で5教科のテストを受けました。
テストは水曜日から始まりました。1日目は通常の授業日と同じ時間に終了しましたが、2日目以降は12時に終わり、普段よりも早く帰宅することができました。私が特に驚いたのは1科目あたりの試験時間の長さです。1科目につき110分が設定されており、日本の高校の定期テストと比べると、とても長く感じました。
また、試験時間より早く解き終わった場合の対応も教科や先生によって異なります。ある教科では、答案を提出すればすぐに教室を出ることができましたが、別の教科では試験時間が終わるまで席に座って待機しなければなりませんでした。教室を出ることができた教科では図書室に行って次のテストの勉強をしたり、その後にテストがなければそのまま帰宅したりしました。
さらに、テストがない教科も日本とは大きく違う点がありました。テストが実施されない教科の時間は、許可証となるプリントを先生に提出すればその時間、学校にいなくてもよいという仕組みです。そのためいつもより遅い時間に登校したり、1教科だけ受けて帰宅したりすることもありました。日本の高校では基本的にすべての教科でテストがあり、もしテストがない教科があったとしても通常通りの時間に登校し、決められた時間まで学校にいなければならないと思います。そのため、このような自由度の高い制度はとても新鮮で嬉しく感じました。
また、テスト週の前の週には各教科で review の時間が設けられていました。この時間にはテスト範囲や内容について詳しい説明がありました。教科によっては review の時間に配られたプリントをテスト中に使用することができたり、これまでに取ったノートを見ながら解答できたりしました。日本の学校では禁止されているようなことなので、最初は少し悪いことをしているような不思議な気分になりました。この semester test の点数は成績全体の約10%しか反映されません。そのため、先生によっては、review の時間に行う課題やテストを特に重視していました。例えば、アメリカ史の授業ではreview テストで60%以上のスコアを取らなければ、その課題での点数がほとんどもらえない仕組みになっていました。この review テストは授業中だけでなく自分のタイミングでどこでも何度でも受けることができたため、私は60%以上のスコアが取れるまで繰り返し受け続けました。何度も受けるのはとても大変でしたが、本番のテストが終わった後に先生から「よく頑張ったね」と声をかけてもらいました。先生が私のreview テストを受けた回数を把握していたことに驚き、少し恥ずかしくもありましたが、努力を認めてもらえていたことがとても嬉しく頑張ってよかったと感じました。
テスト最終日の翌日からは冬休みに入り、約2週間の休みがあります。今回は semester test が冬休み前に実施されたためか、課題が1つも出ていないので何も気にせず楽しもうと思います。これまでは冬休み後にテストがあったそうで、今年卒業したホストシスターからは今回のスケジュールをとても羨ましがられました。
ホームステイについて
次に、私が留学前からとても楽しみにしていたクリスマスについて書こうと思います。
Thanksgiving が終わった後、家族みんなでクリスマスツリーを作ったり階段や家の中を飾り付けたりして、少しずつ家をクリスマス仕様にしていきました。メインのクリスマスツリーは天井につきそうなほど大きくとても迫力があり、見ているだけで気分が高まりました。私のホストファミリーでは、クリスマス当日だけでなく、クリスマスイブを含めた2日間を通してお祝いをしました。
まず、イブの日の過ごし方です。日中は家族全員でクリスマス前、最後のショッピングに出かけました。その後、家に帰る前に近所を回りながらイルミネーションドライブをしました。どの家もとても綺麗に飾り付けられていて、窓の枠やドアをライトで飾るのが定番だとマザーが教えてくれました。庭に大きな飾りを置いてライトアップしている家も多く、地域全体でクリスマスを楽しんでいる様子が伝わってきました。家に帰った後は夕食を食べ、プレゼント交換会をしました。イブの夜ご飯はパーティーのような雰囲気で、家族みんなで『ホーム・アローン』を見ながら食べました。この日の料理は finger food と呼ばれるもので、野菜を食べやすい大きさに切ったものや、トルティーヤチップスと一緒に食べられる料理が並んでいました。プレゼント交換はきょうだい同士で行いました。
当日の朝には、ファザーとマザーから子どもたちへのプレゼントを開けました。プレゼントを開け終わった後は昼食を食べました。この食事はハムやマッシュドポテトなど、アメリカの伝統的な行事の際によく食べられる料理でした。
今回アメリカでクリスマスを過ごして、特に驚いたことは、プレゼントに対する準備の早さと量の多さです。Thanksgiving の時点ですでにプレゼントを買い始めていることが多く、シスターは夏頃から準備していたと聞いてとても驚きました。私はいつも12月に入ってから準備していたためその話を聞いて少し焦ってプレゼントの用意を始めました。
きょうだい間のプレゼント交換で特に嬉しかったのは、シスター達からの箱いっぱいのプレゼントです。そして、次の日にはマザーとファザーからも1人づつプレゼントがあり、アメリカのクリスマスに対する特別な思いを強く感じました。また、どのプレゼントの開封もわくわくして楽しく、私からのプレゼントもみんな喜んでくれたのでよかったです。
さらに私のホストファミリーは、クリスマスクッキーを1ヶ月前から作り始め、全部で9種類のクッキーを作りました。これほどたくさんのクッキーを作ったのは初めてで、作業をしながらホストファミリーとたくさん話すことができ、とても楽しく思い出に残る時間になりました。
(写真、文:2025年アメリカ派遣生 A.T.)
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