EIL高校生交換留学プログラムを通して、熊本県内からアメリカ・モンタナ州に留学する生徒を対象とした奨学金、「くまもと未来創造基金 アップルシード奨学金」
2024年の奨学生である李佳澄さん。8月中旬からモンタナで留学生活をスタートしています!佳澄さんには、留学期間中に定期的にレポートを書いてもらうことになっています。ぜひお楽しみください!
季節に反し暖かい日も多く、感染症が流行り始めましたが、私は変わらず元気に過ごしています。2024年最後の月のレポートで、もう今年が終わってしまうのか、私は今年どんなことを成し遂げられたか、どう成長したか振り返った月となりました。2024最後のレポートも楽しんでいただけると幸いです。
学校
学校ではクリスマスが近づくにつれ、自分の英語力が飛躍的に上がったことを感じました。エリアコーディネーターたちからもクリスマスが近づく頃には現地の友達ともなんの問題なく話せるようになるよと言われていたので感激しました。12月上旬までは上達したと言うよりなんなら逆に下手になったんじゃないかと心配していましたが、自分でもわかるくらい英語が上達しました。クリスマスシーズンが近づき、学校のみんなは少し上の空なところもありましたが、それも学校の劇やクリスマスバンドコンサート、クリスマス合唱コンサートがあったからでもあると思います。劇やコンサートには私の友達やホストシスターが出ていたので欠かさず行きました。クリスマス休みに入って英語力が下がることを懸念していますが、そうならないようホストファミリーとの会話を欠かさず休暇を過ごそうと思います。
友達と一緒にアートクラブの一環で、シャツに自分の好きなA4のデザインをいれに行くフィールドトリップに行きました。どのようにシャツに印刷するのだろうと思って行ってみたら、細かい穴の空いたボードに色をつけたくないところを塗料で埋めて、ボードに絵の具をつけてシャツにプリントする手法でした。物さえ揃えば家でも自分の好きなデザインのシャツが作れるのでとても興味を引かれました。機会があれば購入したいとも思いました。英語が上達したことと、友達と一緒だったこともあり、たくさん一緒に話せてとても嬉しかったです。
ホリデー
12月は全体的にクリスマスシーズンなのでどこもかしこもクリスマス仕様でした。CHI留学生、チアリーディングの皆んな、ホストファミリーたちとのクリスマスパーティーがあってプレゼントを買いにたくさんショッピングに行きました。日頃の感謝も込めてどのプレゼントなら喜んでくれるか必死に考えて悩みながらもプレゼントたちを用意しました。その甲斐あってみんな喜んでくれたのが嬉しくてたまらなかったです。アメリカで過ごすクリスマスまでは例年日本で過ごしてきたクリスマスとことごとく違い、疲れが溜まってしまったことも否めないものの、とても楽しい時期となったのも事実です。ワイワイはしゃぎながらみんなでプレゼントを開ける楽しさは子供も大人も変わらないんだなと思いました。
ファミリー
ショッピングやホリデーなどでファミリーと過ごす時間も多くなり、シスターたちと衝突することもありましたが、クッキーアイシングやジンジャーブレッドハウス作り、レゴやクリスマスパーティーなどのホリデーアクティビティを通して楽しい時間をたくさん過ごせました。人同士で衝突が起こるのは仕方ないことなのでその都度解決していこうと思います。
ホストシスターが一度、スウィングダンス、ラインダンスに連れて行ってくれました。アメリカの文化らしく、相手と踊ったり、決まったステップに従って自分で踊ったりするものでした。自分はあまりパーティーなどには向かない性格をしていると自負しているのですが、思ったより楽しむことができました。人前で踊るのは慣れているのですが、一緒に楽しみながら踊るのは抵抗がまだあるので、そこの殻も破れるようにしたいです。
2024年も終わり、新たな年が始まるということで、色んなことがあった、特に特別な1年でしたが今年の反省を十分に活かし、皆さんの応援に答えられるよう、来年も引き続き頑張っていこうと思います。
(写真、文:2024年アメリカ派遣生 李佳澄)