2024アップルシード奨学生 A.H.さんレポート第10回
- EIL Japan
- 6月26日
- 読了時間: 5分
EIL高校生交換留学プログラムを通して、熊本県内からアメリカ・モンタナ州に留学する生徒を対象とした奨学金、「くまもと未来創造基金 アップルシード奨学金」
2024年の奨学生であるA.H.さん。8月中旬からモンタナで留学生活をスタートしています!A.Hさんには、留学期間中に定期的にレポートを書いてくださいました。ぜひお楽しみください!
6月11日、アメリカを離れ、12日、無事日本に帰国しました。5月のレポートを書いた後もたくさんのイベントがあり、思い出がたくさんできました。帰国前には白いTシャツを買って友達や先生、ホストファミリーやそのファミリー、たくさんの人たちにメッセージをもらうというのをしました。とても素敵なメッセージばかりで頑張ろうという気持ちになれる大事なお土産です。帰国後は部屋に飾っています。あっという間の10ヶ月間で、終わってしまったという実感がまだ湧いていませんが、今は日本での生活に慣れようと頑張っています。私の最後のレポートをお届けします!
卒業式
私の高校では、交換留学生も他のシニアたちと一緒に卒業式やそれにまつわるイベントに参加することができました。1年間私をそばで支えてくれた先生方、友達、 コーディネーター、コーチ、そしてホストファミリーにとても感謝しています。
卒業式の2日前に、Honor walkというイベントがありました。ミドルスクールや幼稚園、小学校をバスで回ってそこに通う子どもたちみんなとハイタッチをするというイベントで、私は、そこで働く、私のスポーツのコーチたちや、8年生で高校スポーツに参加している子たちと最後にハグをしたり話したりできました。とても嬉しかったです!
卒業式当日は、友達やホストファミリーが式を見にきてくれました!友達やファミリーとハグをしたり写真を撮ったりした時は涙が出ました。そのあとは友達の卒業パーティーに行き、帰ってからはホストファミリーが開いてくれた私の卒業パーティーを楽しみました!日本の両親が送ってくれた流しそうめんの機械、そうめん、つゆで、流しそうめんパーティーをしました!みんなに箸を使わせたのでちょっと苦労していましたが、とても楽しんでくれてよかったです!とても楽しい友達ができたことにとてもうれしさも感じました。そのあとは高校のシニアパーティーに行きました。近くのホットスプリングであったのですが、たくさんのゲームをして景品をもらえたりととても楽しかったです!
素敵な思い出がたくさんでき、忙しかったですが、充実した楽しい1週間でした。シニアのみんなやその親御さん、ホストファミリー、友達、そして日本の家族にとても感謝しています。
モンタナで過ごした最後の1週間は、たくさん友達やホストファミリーの家族に会いに行ったり遊びに行ったりして過ごしました。私は卒業式の後も友達に会いたくて学校に行っていました。なので、最後の登校日のあとはホストファミリーと友達がお別れパーティーを開いてくれました。ピザを食べたり外や川で遊んだりスモアをしたりととても楽しかったです!他にも、友達とビーチに行ったりハイキングに行ったりとできる限りたくさん友達と時間を過ごしました。ですが、ホストファミリーともしっかり時間を取ることができました。みんなと会いたいけれどホストファミリーとの時間もとりたいと思って、プランを立てるのが大変でしたが、充実していました!それぞれの友達と会う最後の日が何度もあり、寂しい1週間でもありましたが、大切な友達ができたことがとても嬉しいし、みんなにありがとうを伝えることができてよかったです。
また、ある日、私の親友のお母さんが遊びにいらした時、警察署のチーフがあやみのこと知ってたんだよ!と話してくれて、一瞬、「あやみ何したの?」という目でホストファミリーに見られるということがありました。そのあとの話でそのチーフの娘さんが私の友達だからだということがわかり安心しました。あやみのことをみんな知ってるんだね、とホストファミリーに言われました。思い返せば、街を歩いていて「あやみ!」と知らない人に言われてびっくりしたけどその人はスポーツでできた友達の親御さんだったなどということも多くありました。この10ヶ月で出会った人たちの多さと、いつも私を見守って応援してくださった、その人たちへの感謝の気持ちを感じました。この1週間でぬいぐるみと手紙が大量発生していてパッキングが大変でしたが、どうにか終えることができて安心しました。
帰国の前日は友達とお泊まりをして、楽しいことを全部してから寝ました。当日は朝3時半に家出発という朝早いフライトだったにもかかわらず、みんなでゲートまで着いてきてくれました。離れたくなくてみんなでずっとハグをしたり泣いたりしていたら、私は最後の乗客になってしまいました。大好きな人たちを離れるのはとっても寂しくて悲しかったですが、長い長い日本へのフライトで落ち着きました。
この10ヶ月は1番楽しくて、ワクワクした10ヶ月でした。色々な自分と出会ったり、自分の成長を感じたりし、それを通して自分自身の捉え方が変わったとも感じています。英語力の向上はもちろん、人生を豊かにしてくれるような人々との出会いやその人たちとの素敵な経験、新しい価値観や考えに出会うことができた、この10ヶ月間は大切な一生の宝物です。この素晴らしい10ヶ月をこの場所でこの人たちと過ごすことができる機会をくださり支えてくださった、くまもと未来創造基金の方々、EILの方々、家族、先生方、ホストファミリー、現地の友達や先生方にとても感謝しています。経験と思い出を胸に、それらを生かし、力に変えながら、自分を信じて、これからの毎日も楽しみたいと思います。
この10ヶ月、ワクワクするようなレポートを届けられていたら、とても嬉しいです。
10ヶ月ありがとうございました!
(写真、文:2024年アメリカ派遣生 A.H.)
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