2024アップルシード奨学生 K.R.さんレポート第7回
- EIL Japan
- 4月9日
- 読了時間: 3分
更新日:6 日前
EIL高校生交換留学プログラムを通して、熊本県内からアメリカ・モンタナ州に留学する生徒を対象とした奨学金、「くまもと未来創造基金 アップルシード奨学金」
2024年の奨学生であるK.R.さん。8月中旬からモンタナで留学生活をスタートしています!佳澄さんには、留学期間中に定期的にレポートを書いてくださいました。ぜひお楽しみください!
春がやってきて寒暖差が著しくなってきました。ずっと暖かくて半袖でも暑いくらいだなと思ったら次の日から雪が降ったり、季節の変わり目をとても感じるこの頃です。気づいたら3月も終わり、学校にあと2ヶ月しか行けないのだと考えるととても悲しくなってきます。しかし残りの時間を悔いのないように過ごしていこうと改めて思うきっかけをいつも作ってくれています。
ホストファミリー
3月は実写版白雪姫が公開されたのでホストファミリーと一緒に映画館に観に行きました。ファミリーと一緒に映画に行くのはこれで数回目で、とても楽しむことができました。他にも春とはいえど、雪が降る日もあったので、一緒に雪だるまを作りました。
学校
学校では友達と過ごす時間が増えました。一緒の部活に複数所属していることもありますが、英語力もついてきて、会話を続けることが難しくなくなりました。英語をたくさん話せるようになり、自信もそこそこついてきたおかげか、本来の自分を見せれるようになってきたと思います。
学校では陸上が春のスポーツとして始まり、毎日の放課後練習はとてもきついですが、友達や他の人とも一緒に時間を過ごすのでとてもやりがいがあります。私はハードル走とやり投げを競技として練習しています。初めてのミート(試合)もあり、これがとても楽しかったので次のミートも楽しみです。他にも放課後活動としてチアリーディングのコンペの練習と春の演劇の練習も加わり、とても忙しい1ヶ月を送りました。チアコンペでは車で2時間かかる学校まで行き、パフォーマンスをして、夜は現地のホテルにメンバーたちと泊まりました。パフォーマンスではいい成績を残せなかったけど、とても楽しくて、いい思い出になりました。
後期は合唱のクラスをとっているので、合唱コンサートに向けて授業では歌の練習をしていました。コンサート当日は学校のガウンを着てステージに立ちました。英語で合唱をするのは日本語で歌うのと違いが大きく、うまく歌えないこともありましたが、同じパートの子達のおかげで、なんとか歌えるようになりました。コンサートもとても楽しかったです。
今月はプロムもあり、私は他の学校に通っている留学生の友達と一緒に行きました。髪の毛はホストマザーがゴージャスに仕上げてくれて、友達と一緒にディナーをしてからプロムに向かいました。私の学校のプロムでは顔見知りがたくさんいて少し踊るのが恥ずかしいと感じていたところもあると思いますが、この日は朝から気分が上がらなく、プロムでもあまりにも踊る気分にならなくて、友達に辛い思いをさせてしまいました。留学生の友達のプロムにも行く予定だったので、ホストマザーとダンスの練習をしました。その甲斐あってか、友達のプロムではたくさん踊ることができました。この日は今までの人生の中で1番楽しかった日と言っても過言ではないと思います。日本では絶対にできない体験だなと思い、心から楽しむことができました。
(写真、文:2024年アメリカ派遣生 K.R.)