EIL高校生交換留学プログラムを通して、熊本県内からアメリカ・モンタナ州に留学する生徒を対象とした奨学金、「くまもと未来創造基金 アップルシード奨学金」
2024年の奨学生である李佳澄さん。8月中旬からモンタナで留学生活をスタートしています!佳澄さんには、留学期間中に定期的にレポートを書いてもらうことになっています。ぜひお楽しみください!
学校
学校の後期も始まって1ヶ月以上経ちました。新しいクラスにも慣れてきて、スムーズな学校生活を送れています。2月はバレンタインがありましたが、私の学校にはsinging telegram というバレンタインの前日と前々日に合唱の授業をとっている生徒たちがグループになり、依頼された人の指定した人にカードとチョコ、歌を1曲プレゼントする行事がありました。クラスの前に出て、歌をプレゼントされると言うとても素敵な行事でした。私もホストマザーから1曲プレゼントされ、とても嬉しかったです。
バレンタインデーのためにホストマザーと一緒に先生たちに渡すためのバレンタインカードとfudgeという生チョコのようなお菓子を作りました。カードには先生1人1人に感謝の気持ちを書いて伝えました。先生たちも喜んでくれて、嬉しかったです。日頃の感謝も伝えられてよかったです。
スポーツ
今はバスケットボールとレスリングの時期で、バスケットボールでは試合でチアリーディングを続けています。女子と男子の試合が1日に両方あって、帰る時間も遅くなり、とても疲れますが、毎回面白い試合が見れて、疲れも気になりません。レスリングではチアリーディングはしないので残念ですが、レスリングの state championships を見にいきました。レスリングは私にとってあまり見たことのないスポーツなので、ルールなどあまりわからないけれど、新鮮さがありたくさん楽しむことができました。
今月は senior night もあり、最上級生にとっては最後のチアシーズンになるので、チームメイトから心温かいプレゼントと手紙をもらいました。
春からは陸上に参加する予定で、これも楽しみです。
ファミリー
今月はイベントが多く、一緒に物を作ったりすることが多く、たくさん会話を交わすことができました。インフルエンザにかかってしまい、長い間迷惑をかけたけど、優しく看病してくれて、とても感謝しています。
月末にホストファミリーがスキーに連れて行ってくれました。私がスキーをしたことがないと話すと、カスミをスキーに連れて行かないと!と2ヶ月ほど時期や用事の様子を見て計画してくれていました。初めてのスキーでとても楽しかったけど、全然やったことのないスポーツに挑戦したことで体のあちこちが痛くなってしまいました。でも新しい経験をする機会をホストファミリーが与えてくれてとても嬉しかったです。
交換留学生旅行
2月20日から25日まで、他の交換留学生たちと一緒にカルフォルニア、LAに旅行に行きました。ヨーロッパ出身の子が多く、馴染めないところもあったけど、みんな優しく、とても楽しい忘れられない旅になりました。ユニバーサルスタジオやディズニーリゾートで主に時間を過ごしましたが、ユニバーサルスタジオは数々にハリウッド映画の撮影地にもなっており、何ヶ所か見学できるアトラクションに乗り、とても楽しかったです。カルフォルニアディズニーランドは世界で1番古いディズニーテーマパークということもあり、とても心躍りました。同年代の世界各国から来た子達と一緒に旅行ができて、一生ものの思い出を作ることができました。
アメリカにきて半年が経ちました。振り返ってみると、成し遂げたこと、経験したこと、たくさんないようだけど、たくさんあるように感じていて、不思議な気持ちです。後3ヶ月しかないという事実に悲しみと悔しさが同時に押し寄せてきます。残りの時間を意識しながら、プログラム終了まで引き続き頑張っていこうと思います。
(写真、文:2024年アメリカ派遣生 李佳澄)