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【高校生交換留学体験談】加藤あかね さん(フィンランド派遣)第3回

更新日:6月11日

 2023年8月よりEIL高校生交換留学フィンランド派遣プログラムに参加している加藤あかねさん。今回、ご自身の留学体験を多くの方と共有したいと、現地からレポートを送ってくれました。


 3回目の今回は、フィンランドのクリスマスと新年の様子について書いてくれました。ぜひお楽しみください!

 

 Hei! 皆さんこんにちは。フィンランドに留学している加藤あかねです。もう早いもので2月。ついに6か月がたちました。残りのフィンランド生活も満喫していきます。今回は、少し時間がたってしまいましたが、フィンランドのクリスマスと新年について書きます。


卒業式/ ylioppilasjuhla

 フィンランドでは卒業式が秋(12月頃)と春(6月頃)にあります。多くは春ですが、秋に卒業する人もいます。卒業式ではホールにステージが作られ、きれいに飾られてます。そして学校のバンドが多くの音楽を演奏します。卒業式では卒業する生徒に帽子と証明書が渡されます。帽子はylioppilaslakkiといいとてもかっこいいです。フィンランドの高校には制服がないので卒業式も好きな服を着ていました。女の子はドレス、男の子はスーツが多かったです。日本の卒業式とは雰囲気がかなり違い、新鮮でした。卒業式の後は給食で特別な昼食が出ました。





独立記念日/ itsenäisyyspäivä

 12月6日はフィンランドの独立記念日です。フィンランドは1917年12月6日にロシアから独立しました。独立の記念と戦争・戦没者を追悼し、この日は祝日で、多くの人が国旗を飾ります。独立記念日にはパレードが行われ、今年は私のいるオウルで行われました。パレードでは軍隊の人が歩きます。また、戦車や武器、ヘリコプターもパレードに加わるため、軍隊の様々な整備品を見ることができます。また、夕方には青と白のろうそくを窓辺に飾ります。夜には大統領が有名人と握手し会食をする祝賀行事をテレビで見ました。多くの人が見ているようです。





クリスマス/joulu

 クリスマスはフィンランドでとても大切な行事です。クリスマスまでに家をきれいに掃除し、クリスマスは家族と一緒に過ごします。日本のお正月と少し似ていますね。家にいろいろなライトを飾ったり、クリスマスツリーを飾りつけます。クリスマスプレゼントはツリーの下に置きます。夢に見ていたような本場のクリスマスにわくわくでした。ご存じの方も多いと思いますがサンタクロースはフィンランドのフィンランドとロシアの国境にあるkorvatunturiに住んでいるといわれており、フィンランドのロヴァニエミという都市はサンタの正式な故郷です。そこにはサンタクロース村やサンタパークなどがあり、サンタについて知ったり、実際にサンタに会うことができます。

 また、クリスマスにはアドベントカレンダー/joulukalenteriが必須です。毎日カレンダーを開けてプレゼントがもらえるものです。フィンランドの子供たちは毎年アドベントカレンダーをもらうそうです。2個以上もらう子もいます。フィンランドの有名なチョコメーカーのFazerや他のお菓子メーカーもカレンダーを作っています。私はホストマザーから手作りのカレンダーをもらいました。チョコレートや靴下などが入っていて毎日うれしかったです。また、テレビ番組にもアドベントカレンダーというのがあり、毎日1話ずつ話が放送されていました。



クリスマスのお菓子

 クリスマスのお菓子といえばチョコレート。クリスマスにはチョコが欠かせません。フィンランドにはおいしいチョコがたくさんあります。また、忘れてはいけないのがジンジャーブレッド/piparkakku。クッキーのようなもので様々なスパイスが効いています。多くの人が手作りします。私はホストファミリーや友達と一緒に作りました。私は型抜きでかわいい形を作りましたが、家型を作る人もいます。またクリスマスプレゼントにも友達からもらいました。また、ほかにもお菓子はクリスマスタルト/joulutorttuがあります。パイ生地にプラムのジャムがのっているものでこれもとてもおいしいです。また、クリスマスの飲み物はグロッギ/glögiです。グロッギはベリーとスパイスの入った暖かい飲み物でアルコールが入っていることもあります。スウェーデンからフィンランドに伝わりました。




クリスマスの料理

 クリスマスのフィンランドの伝統的な食べ物はライスポリッジ/riisipuuro、ハム/kinkku、サーモン、ポテト、キャセロール/laatikko、サラダ、カレリアパイ/karjalanpiirakka、チーズ、パンなどです。ライスポリッジは甘いもので、シナモンやベリー、レーズンのソースをかけて食べます。キャセロールには、ニンジン、かぶに似た野菜、レバーがあります。サラダはレタスや赤ビーツなどです。ポテトは丸ごとゆでたポテト、マッシュポテトです。カレリアパイはフィンランドの伝統的な食べ物で、パイにライスプディング、マッシュポテト、卵、バターをのせたものです。私はクリスマス料理を学校の昼食で初めて食べました。実は私の口にはあまりあいませんでした。あまり好きでない人が多いです。





学校のクリスマスイベント

 学校でもアドベントカレンダーが始まりました。毎日3人当選者が選ばれ、生徒会から素敵なプレゼントがもらえるもので、参加したい人はformsで応募します。ルシアの行進もありました。同じ建物で勉強している小学生の子たちがキャンドルを持って、歌いながら校舎をまわってくれました。数日後にはエルフの日というものがあり、クリスマスの服と帽子を着て学校に行きました。休み時間には、ジンジャーブレッドの飾りつけや、クリスマスカードづくり、クリスマスの歌の披露、その他ゲームなどが用意されていて楽しく過ごしました。また、別の日にはグロッギの日というものがあり、ジンジャーブレッドとグロッギがもらえました。クリスマス休暇の前日にはクリスマスのイベントが開催されました。教会のクリスマスソングイベントか、学校のイベントか選ぶことができたので、私は学校の方に行きました。イベントの後はライスポリッジが給食で提供されました。


クリスマスイブについて

 朝8時からサンタホットライン/joulupukin kuuma linjaという32年の歴史がある番組を見ました。この番組は子供たちがサンタクロースと電話で話せるもので、運がよく電話がつながった子はサンタと働いているエルフ/tonttuと話すことができ、その後エルフからサプライズコールがあれば、本物のサンタクロースと話せます。番組のホームページからクリスマスのグリーティングと写真を送ることができたので、私も送ってみました。送られたグリーティングや写真のいくつかはテレビに取り上げられます。日本からも番組を見たり、メッセージを送ったりできるので興味のある人はぜひ試してみてください。番組は午前中いっぱい続き、テレビ見ながら朝ごはんにライスポリッジを食べました。その後は自分のお気に入りの服に着替えて、ホストファミリーと写真を撮りました。午後はゆったりしながらいろいろなクリスマス番組を見ていました。

 今年のクリスマスはかなり暖かくー4度くらいでした。雪かきをしていないところでは私の膝下まで雪が積もっています。昼過ぎに雪でいっぱいの庭のベンチに座ってみようということになり大量の雪をかき分けて雪の上に座りました。雪の中に座っている感じがとても楽しく、なかなかできない体験でした。夕食には、パン、マッシュポテト、サーモン、赤ビーツとチーズのサラダ、ミートボール、サラダを食べました。とても豪華でおいしかったです。食後にはチョコケーキを食べました。

 今日の大イベントはここからです。フィンランドではクリスマスプレゼントをクリスマスイブに開けます。ツリーの下に置いてあるたくさんのプレゼントを開封しました。たくさんのプレゼントでわくわくでした。サンタさんがお家に来て一緒にプレゼントを開けるという家庭もあるようです。夜にはクリスマスソングの番組を見ました。





年末について

 フィンランドではクリスマスのほうが大切ですが、年末も友人や家族でパーティーをする家も多いそうです。年末の食べ物は、細いソーセージとポテトサラダです。31日には多くの人が花火を楽しみます。手持ちの花火だけでなく、本格的な打ち上げ花火も自分の家でします。私も手持ち花火を買ってもらい、楽しくー28度の中で花火をしました。また、中心街でも大きな打ち上げ花火がありました。元日には大統領が新年についてのスピーチを行います。また、金属を熱してすぐに冷たい水に入れ、できた形によって新年の占いを行うという習慣もあるそうです。


 最後まで読んでくださってありがとうございました。日本とはまったく異なる様々な体験ができて本当に充実した日々を過ごしています。

 次回は vanhojen tanssi という大きなダンスの行事について書きたいと思います。お楽しみに。 Nähdään!



(写真、文:2023年度フィンランド派遣生 加藤あかね)

 

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​EILの正式名称は「Experiment in Intertnational Living」このサイトは、EILのプログラムを通じて国際交流体験をした人たちを「Experimenters」と称し、その体験やその後にどう活かされたかを紹介するEILのウェブマガジンです。

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