EIL高校生交換留学プログラムを通して、熊本県内からアメリカ・モンタナ州に留学する生徒を対象とした奨学金、「くまもと未来創造基金 アップルシード奨学金」。
2023年の奨学生は石田茜莉さんです。8月中旬からモンタナで留学生活をスタートしています。茜莉さんには、留学期間中に定期的にレポートを書いてもらうことになっています。ぜひお楽しみください!
アメリカに来て、早くも2ヶ月が経ちました。10月に入り、木の葉も緑から黄色に変わりすっかり秋になりました。到着した頃はまだ暑かったのですが、今では少し肌寒く時間の流れの早さを感じます。私の2ヶ月目のアメリカでの生活をお届けします。
学校生活
9月18日〜22日はホームカミングウィークでした。毎日様々なドレスコードがあり、パジャマを着ていく日や昔の流行の服を着ていく日などがありました。アメリカでは映画の影響でバービーが流行っているみたいで、ケン&バービーの日もありました!みんな様々な格好をしていてとても面白かったです。私もこの1週間、いろんな格好をしてとても楽しみました。木曜日にはバレーの試合、金曜日にはフットボールの試合があり、みんなで応援してとても盛り上がりました!
9月21日は私の18歳の誕生日でした。私の学校では毎朝放送で誕生日の人の名前が呼ばれるのですが、この日は私の名前が呼ばれて、1限目のクラスの人たちがバースデーソングを歌ってくれました。学校ではいろんな先生や話したことのなかった生徒からも”Happy Birthday!”と言ってもらえて嬉しかったです。
この日はちょうどホームカミングの日だったのでバレーの試合がありました。そこで私はチアのフライヤーとしてたくさんの生徒の前でスタンツをしました。緊張しましたが、いろんな人が褒めてくださって忘れられない思い出になりました。試合が終わると、なんとチアのみんながサプライズでメッセージカードをくれてバースデーソングを歌ってくれました。家に帰ってからもホストファミリーが祝ってくれて、私は涙が出そうなくらい嬉しかったです。アメリカで18歳の誕生日を迎えることができて本当に幸せな忘れられない一日になりました。
ホストファミリー
ホストファミリーはキャンプが好きでよく一緒に連れて行ってもらいます。先日、キャンプ場の近くにあった博物館に連れて行ってもらいました。そこにはネイティブアメリカンの資料が展示してあって歴史や背景などを学びました。ちょうど学校のアメリカ史の授業でネイティブアメリカンについて学んでいたのでタイムリーで興味深かったです。また、その博物館には様々な戦争で使われた銃などの兵器も展示してありました。第一次世界大戦や第二次世界大戦で使われたアメリカや日本の銃も展示してあり、ホストファミリーと一緒に戦争や国際平和について考えることができ、とても有意義な時間でした。
アメリカでは、ホテルやお店など様々なところに動物の剥製が飾ってあり、自然豊かで銃社会であるアメリカのモンタナならではの光景だなと感じます。日本との文化の違いに考えさせられ、毎日たくさんのことを学んでいます。
今月は慣れてきた分、やればよかったなと少し後悔することもあった1ヶ月でした。日々自分の成長を感じる反面、まだまだだなと実感することも多々あります。アメリカでも日本でも18歳は成人の年です。
初心を忘れず、毎日自分から積極的に行動して一つでも多くのことを吸収していきたいです。
(写真、文:2023年度アメリカ派遣生 石田 茜莉さん)
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