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【高校生交換留学体験談】進藤千歳さん(フランス派遣)第7回

 2021年EIL高校生交換留学プログラム フランス派遣生として留学に参加している進藤千歳さん。ご自身の留学体験を広く伝えたいと、レポートを執筆してくれています。


 第7回の今回は、大統領選挙やホストファミリーと鶏を買ったり、ラグビーの試合を見に行った話を中心にレポートしてくれました!

 

 みなさんこんにちは。現在高校2年生でフランスに留学をしている進藤千歳です。今回はラグビーの試合を見に行ったことやフランス大統領選挙の様子をお伝えしたいと思います!


大統領選挙

 フランスでは4月24日に大統領選挙の決選投票が行われたのでホストマザーが投票するのに着いて行きました。投票の方法はこうでした。


【手順】

まず初めに青い封筒をもらいます。そして次に候補者の名前が書かれた紙を取ります。カーテンに隠れたところで当選してほしい候補者の名前だけ封筒にしまい、いらなくなった紙を捨てます。最後に閉じた封筒を箱に入れます。


 日本では大統領がいないので国の代表を直接選ぶということが新鮮でした。一人一人に代表を選ぶ権利があるので国民は選挙に対して関心が高いです。いろんな政治の仕組みがあって面白いなと思いました。

 私の周りの人たちは自分の意見をしっかり持ちよくお互いに議論します。近所のみんながお庭に集まって話をしたり、ご飯を食べながら家族で意見を言い合ったりしています。本当に政治が身近だなと思いました。



 春休み中にいきなりホストマザーが「鶏を飼おう!」と言いだしました。子供たちは大喜びでホストファザーは張り切って元々あった小屋に1日かけて網を張り、立派な鶏小屋を完成させました。

 次の日、いつもより遠いマルシェへ家族みんなで出かけました。マルシェには鶏の業者がたくさん来ていてそこかしこから鶏の鳴き声が聞こえてきました。白、黒、茶色、無地、シマシマ、水玉、、、いろんな種類の鶏がいます。どの鶏にしようか目移りしてしまいます。ボードを見て弟が「白くてフサフサのがいい。」と言いました。しかし「それはだめよ。」とホストマザーが止めました。その鶏は卵を産まない種類の鳥でした。すると店のおじさんがおすすめの鶏を鷲掴みにして見せてくれました。結局大きくてよく卵を産みそうな黒二羽、白と茶色一羽ずつ飼いました。


 家に帰ってから名前をつけました。弟は強くて立派に育つよう「エリザベス」、妹は卵をたくさん産むようにと「ビッグマム」、両親は「カライヨー」と名付けました。私は白い鶏の名前を担当しました。日本の名前をリクエストされたので「ユキ」「シロ」「ハク」から選んでと言ったら白が1番日本ぽいと言われ「シロ」にしました。今はみんな卵をよく産んでくれます。朝卵があるか兄弟みんなで小屋を見に行くのが楽しみです。



ラグビーの試合

 フランスではラグビーが有名で、ラグビーが大好きなお父さんに家族全員で試合に連れていってもらいました。スタジアムには4万人もの観客がいて大盛り上がりでした。私たちの応援しているラロシェルというチームが最後の3分で逆転して勝って嬉しかったです!


最後に

 5年に一度の大統領選挙を見届けられてとても嬉しかったです!またホストファミリーにフランス語が「どんどん上手になってる!」と褒めてもらえました。残り1ヶ月となりましたがまだまだ新しい発見があります。最後の1ヶ月もどんなことが待っているのか楽しみです。



(文章・写真 2021年フランス派遣 進藤千歳さん)

進藤さん個人のnoteはこちらから

 

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