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2021アメリカ派遣 葵さん留学レポート第9回

2021年7月よりEIL高校生交換留学アメリカ派遣プログラムに参加している砂子葵さん。今回、留学期間中にレポートを定期的に書いてくれることになりました!


いよいよ留学生活も終盤となってきた葵さん。第9回のレポートではSpringシーズンの部活のことや、ファッションショーのお手伝いをした体験等について書いてくれました!

 

 渡米してからもう8ヶ月が経過しました。日本食が恋しくなることもありますが、意外とアジアンスーパーでなくても日本食を売っています。私は最近カエルの足を初めて食べたのですが、思っていたよりも普通で鶏肉のような味がしました。


Spring Sports

 3月からはSpringシーズンのスポーツが始まりました。陸上やテニス、ソフトボールなどがあり、私はサッカーに挑戦しました。スポーツチームに入るためにはまずトライアウトを受ける必要があります。内容はそれぞれのチームによって異なり、私が受けたサッカーでは3日に渡り基礎的な体力テストが行われました。結果によっては希望するスポーツに所属できない可能性もあります。所属が決定した後も学年やトライアウトでの結果をもとに上からVarsity, Junior Varsity, (Sophomore, Freshman)に振り分けられます。私はJunior Varsityに所属することができました。私はサッカー初心者だったので不安でしたが、別シーズンでやっていた自分のスポーツが終わり、ちょっと体を動かすために入ったという人も多くいました。1年のうちに複数のスポーツができることでより多くの経験ができたり、たくさんのコミニュティに友達ができるので、日本のシステムとは違った良さがあると思います。サッカーの練習は週に4回ほどで、平日にあるので週末はゆっくり過ごすことができます。


Host Change

 先日から新しいホストファミリーの所へ移り、生活をしています。マザーは私の通う学校で家庭科の教師をしています。以前にも留学生のホストをしていたことがあるそうで、今回私のホストチェンジの話を聞いて迎え入れてくれました。ファザーは農業に関する会社を営んでいます。その仕事の関係で北海道大学を訪れたこともあるそうです。それに因んで、お土産に北大のクッキーをプレゼントしました。家には牧場があり、牛と馬が二匹いるので朝5時には餌やりをしに行きます。

 新しいファミリーとは残りの短い期間しか一緒に過ごすことができませんが、たくさん恩返しができたら良いなと思っています。


FCCLA/fashion show

 ホストマザーはFCCLAというクラブの先生をやっています。FCCLAとはFamily, Career and Community Leaders of Americaの略で、料理や裁縫などの家庭科活動を通して個人の成長に繋げよう、というクラブです。FCCLAでの活動を主な目的とした、日本人対象の交換留学生のプログラムもあります。そしてこのクラブが主催するファッションショーが学校で行われたので、そのお手伝いに行きました。

準備の様子

 ファッションショーは春夏秋冬をテーマに4つのパートで構成され、出演するモデルから使用する服まで全て自分たちで用意したそうです。昨年はコロナの影響でファッションショーが開催されず、そこから『一年を普通に過ごせることの尊さ』というショー全体のテーマが決まったそうです。アメリカでは今でこそコロナは落ち着いてきていますが、もちろん日本でも外出すら難しかった時期があったと思います。コロナにより新しい生活様式になってしばらく経ち、既に生活にも随分と慣れてしまいましたが、久々に感染症が広まる以前の生活を思い返せるファッションショーでした。


最後に

 学校でもFinalの話が出たり、帰国に関することが進んだりと、この長かった留学生活も少しずつ終わりが近づいてるのを感じます。後2ヶ月ですが、今はいい意味で長く感じるんだろうなという気がしています。私は年が明けたらあっという間だろうなと思っていましたが、実際は1月くらいのことが昔に感じるほどです。きっと新しいことを学んだり、新しい人に出会ったりと濃い毎日を過ごせているからだと思います。残りの期間も周囲への感謝を忘れずにしていきたいです。


(写真、文:2021年度アメリカ派遣生 砂子 葵さん)

 

EIL高校生交換留学プログラムでは、派遣生を募集しています。

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​EILの正式名称は「Experiment in Intertnational Living」このサイトは、EILのプログラムを通じて国際交流体験をした人たちを「Experimenters」と称し、その体験やその後にどう活かされたかを紹介するEILのウェブマガジンです。

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