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【高校生交換留学体験談】A.M.さん(フィンランド派遣)

2 時間前
読了時間: 6分

 2026年度フィンランド派遣プログラムに参加し、留学生活をスタートさせたA.M.さん。渡航から2カ月が経ち、ホストファミリーや学校の友人との出会いに恵まれながら、充実した毎日を過ごしています。授業や習い事に励む一方、フィンランドならではの文化や自然にも触れ、理想の留学生活を満喫中です。

 憧れのフィンランド語での生活を夢見て、渡航前から準備を重ねてきたA.M.さん。今回は、現地での学校生活や日常の発見、ホストファミリーとの思い出、留学中の楽しかったことBEST3などを紹介してくれました。


フィンランドでのキラキラした日々を、ぜひお楽しみください!



留学生活スタート!

 Moi!こんにちは。2026年度フィンランド派遣のA.M.です!留学生活開始から早2カ月、絶賛キラキラ期を過ごしています。大量の伝えたいことリストの中から厳選して、楽しかったこと、楽しみなことを中心に書きました。

8月中旬に渡航してから、たくさんの出会いと学びに恵まれていると感じています。暖かく出迎えてくれ、日々の会話や休日のお出かけなど交換留学生活の根幹を支えてくださっているホストファミリー、驚くほど高いコミュ力と英語力で接してくれる学校や習い事の友達、不安をともに解消してくださる現地受け入れ団体の方々など、多くの方々に感謝してもしきれません。


派遣先での生活


 都心に比較的近いヘルシンキ市の郊外に住んでいます。学校にはバスで40分くらいかけて通っています。普段のスケジュールは日によってまちまちです。朝7~8時頃に起床、8時15分または9時40分から2~4コマ(1コマ75分)の授業と昼食を経て、帰宅または学校のTeather Courseに参加します。授業は現在、歴史や経済、フィン語、体育、中上級英語を受けています。基本的に全てフィン語です。前の学期では数学や芸術、音楽などを選択していましたが、慣れてきたためレベルをあげることにしました。放課後や部活という概念はあまりなく、多くの人はジムに行ったり宿題をしています。学校生活を負担に感じている人は意外にも多いようです。私は、ヘルシンキ市によって無料で開催されている習い事に行きます。週5でダンスに通うのと、バレーボールを少ししています。他にもボクシングやバドミントン、少林寺拳法などさまざま試しました。




驚いたこと

 生活面では、フィンランドならではの発見が多くありました。バターをこれでもかというほど大量に塗る、ガムは国民食のようなもの(授業中に噛むのも普通)、暗めの空間を好む、などです。また、予想を上回る親日度の高さに照れくささを感じつつも驚いています。日本のことを教えて!と言われる機会も多く、渡航前の準備を充実させて良かったと感じています。

 ただ一番驚いたのは、エナジードリンクの消費量です。元来フィンランド人のカフェイン摂取は多く、一人当たりのコーヒーの消費量は世界一。日本では自販機で販売されることが多いエナドリが、こちらではスーパーマーケットに束で大量に積まれているのをよく見かけます。フィンランドは幸福度世界一を誇る一方で自殺率が高く、鬱になる人が非常に多いです。学校の友達に聞くと、「いやー、冬になったら私たちがエナドリに頼りたくなるのもわかると思うよ!(笑)」と言われました。最近は日照時間は2カ月間でめっきり減り、落ち葉も朽ちてきました。冬の景色を心待ちにするとともに、心配でもあります。さまざまな人に好きな季節を聞くと、専ら春の終わりから夏の終わりにかけてが圧倒的に多く、冬の厳しさを裏付けていると感じます。




そんなこれまでのキラキラ期で楽しかったことBEST3を紹介します。


第3位・誕生日パーティー

 留学60日目の節目に18歳の誕生日を迎え、その週の日曜にホストファミリーが誕生日会を開いてくれました。ホームパーティだったので、親戚&隣人の方々に集まっていただきました。学校の友達を呼べばよかったと非常に後悔していますが、ザ・フィンランドなギフトをたくさんいただいたり、たくさんの人と色々なお話ができて楽しかったです。ギフトはmarimekkoやムーミンのグッズが9割方を占めていました。シェフ修行中のホストシスターに私の好きなオレオケーキをリクエストしてたっぷりクリームとともにいただいたり、フィンランドで伝統的ともいえるNakkipiirakkaやクッキーづくりを一緒にしたりしました。




第2位・週末弾丸旅行

 秋の深まる10月初め頃、ホストマザー・シスター・私の3人で古都トゥルクとオーランド島に旅行をしました。トゥルク大学で勉強するシスター、そして彼氏さんと一緒に5人で観光し、夜はシスターの家に泊まり、坊主めくりをして楽しみました。早朝に出発し、オーランド島への船に乗ります。6時間ほど船に揺られ、着いてすぐにホストブラザーのアイスホッケーの試合を観戦しました。いつもテレビで見ているのとは迫力が段違いで、会場ならではのファンの方々の雰囲気や食べ物も楽しめました。さらにファミリーのことを知り、好きになることができた旅行でした。




第1位・サマーコテージ

 9月中旬、ファミリーのサマーコテージkesämökkiで3日間過ごしました。平日も国立公園に一緒にハイキングに行ったり、犬の散歩を欠かさず行うアクティブなファミリーですが、サマーコテージでの数々の体験では、それとは比にならないほどフィンランドに浸ることができました。一日中森を散策してキノコ採りやベリー摘みをしたり、ネットがつながりにくい中でゆったりと過ごしたり、BBQをしたり…たくさん動いて疲れたからには、しっかり自然の力を生かしたサウナにも入ります。ファミリーのサマーコテージは離島の山奥にあるため、周りに人がおらず、サウナ休憩中にほぼ全裸で星空観察をしました。サマーコテージはフィンランド人の第二の家。短い夏をめいっぱい楽しむ特別な場所だからこそ、私も特別な体験ができました。

 

 他にも、フィンランドならではのデザインや文化に触れたり、友達と出かけたり、ただただ自然を享受したり…自分が思い描いていた理想の留学生活を送れていると感じます。





もっと充実した留学生活へ

 これからの留学生活も希望で溢れています。受け入れ団体主催のエストニア旅行や、2カ月にわたって練習を重ねるWanhojenという学校のダンス行事などイベントが盛りだくさんです!中でも楽しみなのは自分のフィンランド語力の向上です。事前の学習が幸いして、授業や日常会話の理解度はそれなりに高く、ホストファミリーともフィンランド語でコミュニケーションをとることも多いです。英語や日本語と全く異なる体系の、発音のかわいい、そして公用語としては話者が比較的少ない興味深い言語。約1年前に恋に落ちてから夢見てきたフィンランド語での生活の充実度をもっと上げていきたいと思います。

 

 なんだか自分が自信満々すぎて怖くもありますが、これからの数カ月が留学で一番辛い時期と言われています。体調第一で頑張っていきたいと思います!それではまた、nähdään taas!




(写真、文:2026年フィンランド派遣生 A.M.さん)

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