2025年メキシコ派遣 K.N さんレポート
- EIL Japan

- 1月16日
- 読了時間: 5分
更新日:1月16日
沖縄県「国際性に富む人材育成留学事業」を通してメキシコに留学中のK.Nさん。メキシコでの様子をシェアしたいと今回留学体験談を送ってくれました。ぜひお楽しみください!
Hola!メキシコ留学3ヶ月目のK.Nです。
今日は、リアルな私の3ヶ月間の留学生活についてお伝えできたらいいなと思って書いています!
現地での体験
私は、日本であまり触れることができない第三言語に挑戦してみたいと言う気持ちでスペイン語圏のメキシコを選択しました。おかげで言語にはとても苦労しました。Holaと自己紹介しか分からなかった私ですが、2週間の語学研修中に滞在したオアハカ州では、サルサ教室や料理教室、文化交流クラブに参加し、グンとスペイン語力が上がった気がします。また、いろんなコミュニティーに参加したおかげで、緊張と不安でいっぱいだった留学生活に自信がつきました。オアハカ州を去る前日に行った日本料理屋さんでは、「ここで何かできないか」と言われ...笑
出発日を1日ずらしてもらい、琉球舞踊を披露しました。急に決まったことなので、お客さん来てくれるかなとか色んな不安があったけど、音楽を聴いて駆けつけてくれる方も沢山いて、最後にはみんなでカチャーシー(※事務局注釈:お祝いの席などで締めにみんなで踊る即興の踊りのこと)をして締めました。現地の人からは温かい声をかけてもらい、出発日を伸ばして踊る価値あったなと思っています!
学校生活
最初の1ヶ月間は全てが新鮮で毎日ワクワクしていましたが、現地の高校が始まってからは、自分の言語力に失望してばかりの毎日でした。また、私が通わせてもらっている学校は、レベルが高く、英語やフランス語にも力を力を入れている学校なので、スペイン語以外の言語にも苦労しました。英語の授業はアウトプットが多く、周りが積極的に発言していく中ついていけず自信を失っていくばかりでした。フランス語の授業に関しては、何を言っているのかも何をしているのかも分からないまま1時間を過ごすこともありました。しかし、授業内容はとても面白く、生物の授業にはみんなで食べ物を持ち寄ってピクニックをしたり、文学の授業では、グループで映画の予告編を作って、鑑賞会をしたり、体育の一貫でジムに行って2時間トランポリンの上で飛び跳ねたりと、楽しいことを全力で楽しむメキシコ人と一緒に、明るく陽気な学校生活を送っています。
また、周りの友達には恵まれており、初日のお昼休みにはタコス、ハマイカ(メキシコの飲み物)、ブラウニーを持ってきて、歓迎会を開いてくれました。別の友達はメキシコ料理をご馳走してくれ、別の友達は日本料理屋さんに連れて行ってくれ、おもてなし精神旺盛でフレンドリーなメキシコ人の人柄に心が温まる毎日です。
食べ物はとっても美味しくて、次々と食べてしまいます。トルティーヤが主食でとうもろこし系の食べ物が多いです。お米が大好きな私は一年間トルティーヤと共にやっていけるか不安でしたが、今では大好きになりました。また、みんな「come come(食べて 食べて)」と次から次へと食べ物を出してくれます。かめーかめー攻撃(※事務局注釈:沖縄の方言で「食べなさい、食べなさい!」と、お年寄り(特におばぁ)が親しい人や客に、たくさんの料理を次々と勧めたり、食べさせようとしたりする様子をユーモラスに表現した言葉)ならぬコメーコメー攻撃の圧に負け、一ヶ月で7キロ太りました。絶賛!横に!成長中です笑笑
文化の違いによる気づき、学び
比較的に親日で、どの道を歩いても声をかけてもらえることが多いです。中には、一緒に写真を撮りたいと言う人もいて、“こんな私と⁉︎”と思いながらも、思わず「サインはどこにしますか?」と言ってしまいそうになります笑
また、cocoはメキシコでココナッツやお化け、頭などの色んな意味があって、“cocoって呼んでください”と言うとすぐ覚えてもらえます。さらに、“el coco no”という有名な歌があり、「ここのです」と言うとみんな口を揃えて“no no no coco no coco no♪”と歌い出します♪名乗るたびにBGMが流れる面白い留学生活を送っています。

しかし、差別も少なくありません。アジア人に対するステレオタイプから、目を細めるジェスチャーをされることがあり、戸惑う瞬間が沢山あります。ご飯屋さんの店員、タクシードライバー、友達、さらに校長先生にまで同じジェスチャーをされました。みんな悪気がなく、無意識だからなにも言えないまま、時間が過ぎてしまいます。『知らない』というだけで誰かを傷つけてしまうことがあるということを強く実感しました。文化的な認識の差から生まれることですが、多文化社会の難しさと、伝えることの重要性を学んでいます!また、メキシコにはアジア人がとても少なく、アジアの区別がないです。メキシコで見かけるアジア人はほとんどが中国人ということもあり、アジア=中国というイメージが定着していて、街を歩いていると中国人だと騒がれたこともあります。『これぞ留学!』というカルチャーショックを沢山受けています。
死者の日
そしてメキシコの一大イベント死者の日!11/01〜11/02にかけて亡くなった人を迎えるイベントで、どこか沖縄の行事であるシーミー(※事務局注釈:沖縄で旧暦3月(新暦4月頃)に行われる、先祖のお墓参り(祖先供養)と一族の親睦を深める重要な年中行事)にも似ています。それぞれが先祖だったり、家族だったり、大切な人を思う気持ちがまとまって、街が優しさで包まれていたような気がします。鮮やかなマリーゴールドが並び、カラフルな紙飾りや賑やかな音楽が流れているけどどこか落ち着いてて、それぞれが亡くなった人を想おう気持ちに感動しました。
また、街を歩けばカトリーナのメイクをしている人と沢山すれ違います。“死を恐れず、明るく向き合おう”という意味が込められていて、私もメキシコ人に混ざりマイクをして死者を迎えました。亡くなっても繋がっているという考えがとっても素敵でした✨
残り7ヶ月の留学生生活!沢山発信し吸収し、ギブアンドテイクができるように頑張りたいです!!
(写真、文:2025年派遣メキシコ派遣生 K.N)






























