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【留学生インタビュー】日本での留学生活を振り返って

更新日:6月27日

 来日していた留学生が、日本でのプログラムを終え、無事に帰国しました。帰国直前に日本での生活体験についてインタビューをしました。

 

日本と出身国の違いで驚いたこと

 まずは、”日本と出身国の違いで驚いたこと”を聞いてみました。


Q. 日本と出身国の違いで驚いたことはなんですか?


 「日本のすべてがきれいで整然としてることに驚いた」とフランス出身のフィリップ。「公共交通機関は常に時間通りで街がとても清潔です」とのこと。


 アメリカ出身のアッシャー「「高校の吹奏楽部の生徒が、盗難を心配せずに楽器を駐車場に置きっぱなしにしていた」それを見て、日本がいかに安全かを実感したそうです。


 またユリウスは「デンマークでは、先生と生徒がよく話している」と言っていました。よく話している、とは、コミュニケーションを良くとっている、ということだそうです。確かに日本では、先生と生徒が話ながら授業を進めることは、あまり多くないですよね。


 同様に学校での出来事をシェアしてくれたのは、アメリカ出身のルーシーとドイツ出身のキエール「生徒が放課後に掃除をすること」に驚いたようです。欧米では、学校が清掃員を雇っているので、なかなか自分たちで教室を掃除することはないようです。「私は黒板掃除が楽しかった」とルーシー。


 「あとはクラスがあることにびっくりした」と、ルーシー。アメリカでは先生が教室をもっていて、授業ごとに生徒がその教室に行くのだそうです。


好きな日本語

 次に”好きな日本語”について聞いてみました。


Q. 好きな日本語はなんですか?


 ルーシーは「ゴソゴソ、ペコペコ、ウキウキ、ドキドキのような擬音語が大好き」とのこと。このように物音を表したり、物事の様子を表すオノマトペや2音を続けて発する言葉は英語ではないようです。

 アッシャーも日本の高校生がよく使う「やばっ!とかマジとか状況に対するリアクションの言葉が好き」とのこと。


日本に来て初めて知ったこと

 “日本に来て初めて知ったこと”についても聞いてみました。


Q. 日本に来て初めて知ったことはなんですか?


 「日本に来る前に文化を勉強してきたつもりだったけど、まだまだ知らない事ばかりだった」とアッシャー。フィリップは、「家に入る前に靴を脱ぐこと。またそれが家を清潔に保つことにつながること。」

パウラ「日本で着付けを習った」ようです。


日本に来てから、もらって嬉しかったもの、また帰国したら懐かしくなるもの

Q. 日本に来てから、もらって嬉しかったもの、また帰国したら懐かしくなるものはなんですか?


 「ホストの祖父母からとても素敵なペンをもらった」とフィリップ。

ルーシー「ホストマザーが誕生日にケーキを作ってくれたのが嬉しかった」と笑顔で語っていました。

懐かしくなるものは、「やっぱりホストファミリーと友達!」とパウラとユリウス。




好きな食べ物

 最後に”好きな食べ物”について聞いてみました。


Q. 好きな食べ物はなんですか?


 ドイツ出身のパウラは「うどんと餃子」ユリウスは「焼き鳥とお寿司」とのこと。

 イタリア出身のエマは「麺が大好き。うどんやそばやそうめん・・・でもかつ丼やオムライス、豆腐もカレーライスも好き」と好きな日本食がありすぎて選べない様子。ただ、「魚っぽいものはちょっと苦手」とのことでした。母国で魚を食べる習慣がなく、苦手とする留学生もいますが、それでも日本に来たのだから、とチャレンジするようです。



 皆さん日本の生活を通して多くの良い経験をしたようです。百聞は一見にしかず、というように何事も体験してみて初めて分かるということですね。

逆に日本人の私たちにとっては当たり前のことが彼らには新鮮な体験であることに驚かされますね。


 留学生の皆さんには、日本での留学生活が終わっても、異文化理解の担い手として活躍し、お世話になった様々な人々との交流を続けていってほしいと願っています。

 

EILの受入プログラムではホストファミリーを募集しています。

詳細はこちらからご確認ください。

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