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【高校生交換留学体験談】川窪慧さん(アメリカ派遣)第3回

更新日:6月12日

2022年7月よりEIL高校生交換留学アメリカ派遣プログラムに参加している川窪慧さん。今回、ご自身の留学体験を多くの方と共有したいと、レポートを定期的に書いてくれることになりました。


第3回のレポートでは、新しいホストファミリーとの生活や、ホームカミングについて書いてくれました。ぜひお楽しみください!

 

 留学生活が始まり、色々と忙しい日が続きます。学校が始まり2ヶ月程経ち、少しずつアメリカの学校のシステムに慣れてきました。


ホストチェンジし、新しい学校へ

 実は、最初に僕を受け入れて下さったファミリーはウェルカムファミリー(事務局注※長期の受入ファミリーが見つかるまでの期間を受け入れてくれるホストファミリーのこと)でした。そのため、ホストファミリーチェンジに伴い、僕の通うスクールも変わることになりました。約1ヶ月という短い間でしたが、良い先生、クラスメイトに恵まれてとても充実した1ヶ月でした。Amityを発つ前日の夜には、毎日お世話になったお隣さん姉妹の家族が、「Fair」という移動式遊園地に連れて行ってくれました。簡易的に作られているアトラクションですが、とても迫力があり面白かったです。新しく受け入れてくださる家、学校は「Amity」から車で2時間のところにあるので、学校の友達とは日本へ帰る前にまた会おうという約束をして、前向きなお別れができました。


授業最後の日のクラスにて

毎日お世話になったホストブラザー、お隣さん姉妹とFairにて

新しいファミリーと学校

 新しいファミリーは、プエルトリコ出身のペアレンツ、2人のブラザー、ドイツからのダブルプレースメント(事務局注※他国からの留学生と同じファミリーに滞在すること)のシスターです。部屋をシェアしているブラザーが僕が移ってきた初日から気さくに話しかけてくれたので、とても早くファミリーに馴染む事ができました。新しい学校は、校舎がとても大きく生徒数も多かったため、転校当初、友達作りにはかなり苦戦しました。しかし、またクラブに入った事で友達ができ、最近ようやく学校生活にも慣れました。


新しいファミリーと

誕生日のお祝い

 実は、新しい学校に移ってきて2週間経った頃に僕の誕生日がありました。僕は8時間目にクロスカントリークラブの授業を取っているので、いつも通りにクラブハウスに入ったら、友達がバースデーケーキでお祝いしてくれました。サプライズでびっくりしたのですが、とても嬉しかったです。練習後も友達が近所にある、「SUMO(相撲)」という鉄板焼きのレストランに連れて行ってくれたり、友達がプレゼントをくれたり、本当に楽しい誕生日を過ごせました。

バースデーケーキとみんなで

レストランにて

ホームカミング

 アメリカにはホームカミングといって学校のOBやOGを学校に招いて、色々なことを祝う行事があります。この日は放課後に”Pep Rally”という校内行事が体育館でありました。私も最初のうちは、ホストシスターと観戦していただけなのですが、突然友人が「サトシ降りてこい」と誘ってきたので、飛び入りでゲームに参加することになりました。いきなりで何をすればいいのかよく分かりませんでしたが、楽しかったです。ゲームの終わりには、よくやったなと友達が担いでくれました。最初から僕はいいやと投げ出すのではなく、とにかく自分から一回挑戦してみる事が大切だという事に気付きました。この”Pep Rally”という行事は学校の多くの生徒、先生が見に来ていたこともあり、次の日からは知らない人から声をかけられることが多かったです。また、この1週間後の夜には学校でダンスパーティーがありました。日曜日で夜の20時から始まり、終わったのは22時半過ぎでした。このダンスパーティーではドレスコードとして、スーツを着なくてはいけませんでした。僕は日本から、そういう類の物は持って来ていなかったのでレンタル、もしくは買わなければいけないのかなと最初は困っていました。しかし、学校側が無料で貸し出しをしていると聞き、無事お金をかけずに揃えることができました。音楽を爆音でかけまくり、生徒皆が2時間半、踊り続けているのを見ていると、その場にいるだけで楽しくなりました。日本では見ることのない光景で、アメリカならではの行事だな、と感じました。ダンスパーティー後は、クロスカントリーの友達の家でお泊まり会(ホストペアレンツに許可を得て)をしました。ダンスパーティーの後で疲れていたのですが、皆で映画を見たり色々なものを食べたり、その日寝たのは結局午前3時でした。




アメリカでの食事

 僕の学校では、朝食と昼食を学校が提供してくれます。僕の場合、朝食はイチゴのヨーグルトか、ソーセージマフィンを食べています。数種類の中から1つ選ぶシステムです。朝からピザが台に置かれているのを見た時には驚きました。昼食は、ハンバーガー、メキシカン料理、その日のランチ、の3種類に分けられておりその中から1種類選ぶことができます。僕は、ほぼ毎日メキシカン料理を頼んでいます。日本では、食べる機会が少ないメキシカン料理に僕はハマりました。アメリカに来て考えてしまうのが野菜不足で、私もそれが不安でした。しかし学校の食堂にはサラダバーが設置されているのでしっかりと生野菜が食べられます!学校にあるドリンクは低脂肪ミルク、チョコレートミルクです。味はどちらも日本のと大差がないので飲みやすいです。飲み水ですが、私はペットボトルの水を飲みます。水道水も、学校の冷水機の水も飲めなくはないですが、日本の水道水のクオリティの高さが分かります。夕食はマザーが毎日、母国料理を作ってくれます。ほぼ毎食、お米が食べられるのは嬉しいです。



学校の朝食の例

まとめ

 約3ヶ月経ち、とても早く感じたと共に、最近英語を聞き返す頻度が減ったなと感じました。スピーキングは、まだまだ満足できるものではないので、引き続き会話をしていきたいです。学校には途中から入った事もあり、英語の授業では人数調整の関係で、ネイティブでも難しいと言われるクラスに配属されてしまいました。なので授業についていけないと感じた時は、自分から先生へ宿題や課題の交渉(日本に関するプレゼンやレポートなどに変えてもらうなど)をしています。今回は写真が多めになりましたが、アメリカの文化などを、これからもたくさん伝えていけたらいいなと思います。



(写真、文:2022年度アメリカ派遣生 川窪 慧さん)

 

EIL高校生交換留学プログラムでは、派遣生を募集しています。

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