【活躍するOBOG】牛山 陽介&さおり夫妻(ノルウェー&ドイツ派遣)

最終更新: 2月18日



留学して自然と身に付いたそれぞれの国力を重んじる力

中学の頃から新聞を読んでいて、ノルウェーのニュースは良いニュースしかなかったので興味があった。福祉やノーベル平和賞、政治すら良いニュースしかなかったので、ノルウェーには大変良いイメージがあった。

留学して良かったことはノルウェー人の生き方、考え方を間近で見られたこと。彼らの生き方は厳しい寒さの中で培ってきた生き方。周囲を見て生きていくこと、相手に敬意を払うこと。今の仕事の中でもそれが活きている。仕事で色々な国に行くので、その国の背景を考えながら相手のことを考えられるようになったことは、その影響が大きい。ビジネスにおいても、そういった広い視野、または客観的に物事を考えられる力というのは大変役に立っている。

私が留学した時は、日本語/ノルウェー語の辞書すらなかった。今考えるととても無謀だと思う(笑)非英語圏に行くことで、周囲の人に同意を得られないこともあるかもしれない。でも人生において、一年は短い。行きたい人はたくさんいるけれど、行くこと自体がステップ。行動に起こせるか起こせないかで、自分自身が手にするものは既に大きく違うと思う。


尽きることないドイツへの想いが、今の仕事に結びついた

小学校5年生のときに世田谷区の交流生としてドイツ語圏のオーストリアに行ったことがきっかけ。その時にドイツの環境や雰囲気が好きだということを強く感じた。それから意識し始めて、中学の頃からドイツ語の家庭教師をつけてもらっていた。

田舎の街で衝撃的だった。留学前にドイツ語を2年学んでいたが、全然授業についていけなかった。でも公立がほとんどのドイツで運よく私立の修道会が運営している学校に通うことになった。修道院に遠足に行ったり、なかなかできない経験をさせてもらった。

必ずしも大学入試への有利さに結びつかない留学先を選ぶことで、周囲からの反対も大きかった。でも社会に出てからそう簡単に非英語圏に行ける機会はないと思ったし、留学して得たものは大きかった。帰国してからもドイツへの思いは尽きることがなかった。ドイツの高校は楽しかったし、ドイツ語の教職が取れる大学を選んだ。自分のように非英語圏に理解が示せる先生がいても良いと思ったからだった。あの時の10か月の密度は2度と経験することは出来ないと思う。



OBOGのプロフィール

牛山 陽介さん(1996年ノルウェー派遣)

東京都小金井出身。

国立東京工業高等専門学校3年時の1996年夏よりノルウェーに留学。

帰国後3年生に復学し、2000年より大手メーカーにてセールスエンジニアとして活躍。


牛山 さおりさん(1998年ドイツ派遣)

東京都世田谷区出身。

鴎友学園女子高校1年時の1998年夏よりドイツに留学。

帰国後2年生に復学し、2001年学習院大学文学部ドイツ文学科入学。

2012年博士後期課程満期退学。高校・大学にてドイツ語講師として活躍。

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EILのプログラムを通して、国際交流体験をしてきた人たちの、その体験、

そしてその体験がその後にどう活かされたかを伺いました。